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ジュニア選手の「重圧やストレスからくるスランプ」を紐解く(定期マガジン #28)


こんにちは、西川匠です。

今回の記事は、以前僕がブログで書いていた「ジュニア選手の不調と対策シリーズ」の最終話となります。


※まだ見てない方は上記リンクからどうぞ


最終話は、
「ストレスやプレッシャーによる不調(スランプ)を紐解く」
というテーマでお話をします。



ですが、最初に書いておきます。

この記事は別にたくさんの人に読んでもらいたいとは、あまり思っていません。


なぜなら、選手のメンタルに関わることで、非常にデリケートだからです。


もちろん内容には根拠を持って書いていますが、なんとなく興味本位で読んで誤解されたり、この記事を読んだ方や選手本人が感情的になって、不愉快な気持ちにさせてしまう可能性があるので、本当に困っていて解決策を模索している人だけに読んでほしいのです。


なので、色々と悩んだ結果、あえて有料(それもちょい割高)にすることで、興味本位の人は見れないような形でリリースしました。


しかし、本当に困っているコーチや監督、保護者、トレーナー、そしてジュニア本人にとっては、他ではあまり知ることができない情報を書いていると自負しています(西川が実際にとってきたデータから考察しているので!!)。



内容


ストレスやプレッシャーによって、選手には様々な不調が出てきます。

具体的には…

・大事な試合が近づいてくると、なぜか体が不調を起こす(怪我をする)

・試合当日まで何ともなかったのに、試合になると急に体に痛みがでる
→とくに、試合中不利になると、その傾向が強くでる

・ケガや体の明らかな不調があるにもかかわらず、病院などで検査しても原因が見つからない

・不調の原因が「メンタルが弱いからだ!」と指導者に言われ(もしくは自分自身で思い)、それでも長い間解決しない

・明らかに突発的(転倒したり、どこかにぶつけたり)なケガが次々起こる

・不調が全身(体が固くなったり、筋力やスピードが落ちたり、時には視力が落ちたり)に及ぶ

・周りから見ていて、「あの選手、精神的に疲れてるだろうな…」と思っているにもかかわらず、選手自身はそうした素ぶりを見せない。しかし、明らかにパフォーマンスは落ちている


↑この記事を開いているということは、こんな状況に遭遇したことがきっとあることでしょう。

これらをなんとかするには、メンタルと体の関わりをしっかりと知る必要があります。



この記事では、こうしたメンタル面の変化で起きる体の不調について触れています。文章も、一般の方やコーチ、選手本人が見ても理解できるように噛み砕いて書いています。

それでいて、トレーナーや専門の方が読んでも違和感がないような質に仕上げました。

なので、ジュニア選手本人や、周りのスタッフ全員で共有することができると思います。




そして、もう一点。


先に、結論を言っておきます。


上述の悩みがある方は薄々気がついているかもしれませんが、これらの症状に特効薬は今のところありません。


結局のところ、選手自身が乗り越えなければいけない壁、ということになります。


しかし、症状の正体を知ることで、周りの人間はどのようにサポートするべきかは見えてくるはずです。


選手がこのような状態のとき、もちろんジュニア本人は苦しいですが、周りの人間も本人に何がおきているのかわからないから、どうサポートすればいいかわからないという悩みを抱えていることが多いです


なのでこの記事を読むことで、少なくても正しいサポートの仕方はできるようになるでしょうし、苦しんでいる選手の背中を押すこともできるようになるはずです。


それにご理解いただける方のみ、この記事を購入してください。



さて、長くなりましたが、本題に入りましょう。


「ジュニア選手の不調と対策シリーズ」の最終話。


ケガや不調に悩む選手が、一人でも少なくなりますように……


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