通勤ラッシュの満員電車に「旅行客」が乗るのはマナー違反か!?
通勤ラッシュの満員電車に旅行客や観光客が乗るのはマナー的に良くないことなのか。
法律上は確かに問題はないものの、周辺の人々へ不利益を被るのをマナー違反というが、行楽客の朝夕のラッシュに鉄道を利用する行動の是非について考えてみた。
なぜ旅行客、観光客がターゲット?
通勤通学の乗客でいっぱいになる朝の7~9時、夕方の17~19時は大都市部ではどこの路線でも混雑率が高い数値に達する。
始業時刻や終業時刻がある以上、通勤通学で電車に乗る人は空いている時間帯を選んで乗ることができない。
一方の旅行客・観光客は好きな時間に電車に乗れる。満員電車に乗ることは「避けるべき」という意見も見られる。
つまり、わかりやすく言うと以下のような方程式が成り立つ。
・通勤通学客=仕事や学校、家事などの日常生活に支障が出るため電車に乗る時間帯が選べない
・旅行客=観光に費やす時間を選べるため空いている時間帯を選んで電車に乗れる
マナー違反の基準
旅行客、観光客が通勤ラッシュの満員電車に乗るのがマナー違反になるかどうかの是非は、手荷物や乗降時の行動によって分かれる。
電車に乗る際、降りる際に迅速に歩けば特に問題はない。朝夕は誰もが先を急ぐ時間であるため、テキパキと動くことが求められやすい。
ゆっくり電車に乗ったり降りたり、あるいは駅ホーム上の階段をゆっくり歩いていると後続の人たち大勢が不快な気分になってしまう。マナー的には好ましくない。
さらに、混雑している電車に大きな荷物を持って乗りこむのもマナー違反になるだろう。
キャリーバッグ、スーツケースなどは場所を取るため、通勤ラッシュの満員電車の時間帯では避けるべきになる。
・乗り降り、駅構内を歩くスピードがゆっくり(特に複数人でおしゃべりしながら)
・キャリーバッグ、スーツケースなど大きな荷物を持って乗りこむ
電車が通勤通学客で混雑する朝夕のラッシュでは、こうした人達の存在は迷惑となるのは否定できない。
こちらも:満員電車へのスーツケース、キャリーバッグの持ち込みの是非
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