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【重賞】5月12日(日) G1 ヴィクトリアマイル




G1 ヴィクトリアマイル


・東京 芝1600m

スタート地点は向こう正面の右奥地点
3コーナーまで542mあり序盤のポジション取りはしやすいコース
3コーナー手前から緩やかな上り坂4コーナーにかけて少し下り坂
最後の直線は途中から高低差2.1mの緩やかな上り坂

最後の直線は約525mと日本で2番目に長い直線


・4日(土)トラックバイアス

・Bコース初週で馬場状態◎
・内前が有利


予想


11日のバイアスから振り返っていく

まずは東京4R
外枠の人気馬決着だったが4コーナー先頭付近で競馬した能力馬のワンツー
3着も人気馬だった
Sペース前で決まった

東京5R
逃げた1番人気が真後ろにいた2枠の3番人気にやられた
3着も2枠の馬で内前で決まったレースになった

東京9R
このレースもSペースだったが馬群の中でいつでも先頭を捉えれる圏内にいた3馬人気が勝利
2着は2枠の内の馬で
3着は勝ち馬近くにいた11番人気
1.2番人気はオッズを分け合う馬たちだったが後方からの競馬で見事飛んだw

東京10R
人気馬に有力騎手が乗ったので荒れなかったが1馬人気のハーツコンチェルトが4着と飛んだ。
この写真では1番外のピンク帽の馬だ
結局先頭集団にとりついた馬達が勝ち切った

東京11R 京王杯
勝ちタイム1:19.7秒と速いタイム
12.7-11.1-11.0-11.0.11.0.11.2-11.4-11.3
初の1Fが珍しく遅かったがかなりタイトなラップ
レコードでてもおかしくないラップだった
ペースが一切緩まなかったが先行したウインマーベルが勝ち切るのだから相当強い
なぜ強い内容だったかというと普通はこのラップになると後方有利になる
ムーンクイエイクが勝った年を見てみよう

12.3-10.9-11.0-11.2-11.2-11.2-11.7
中盤がタイトになっているからこそ後方からの馬が有利になっている
なので今年もレッドモンレーヴが来て、後方4番手のダノンスコーピオンが4着に来たのはこの過去のラップから理解できるがリュミエールノワル・トウシンマカオ・ソーヴァリアントが5・6・7着に残るぐらいなんだからどこまで内前が有利なバイアスだったんだろう。
ウインマーベルも加速ラップ踏んでいるぐらいだし相当前が有利だと言える

振り返ると内前が有利だと感じた

続いてヴィクトリアマイルの過去の傾向

トロワゼトワル・アエロリットが逃げた年以外は基本後傾ラップが多い
なので後方一気差しというよりは好位瞬発力馬が勝ちやすい傾向にもある
今年も超高速逃げ馬が不在でペースは流れ後傾ラップになると予想を立てた
ここを頭に入れて印の発表


◎6  マスクトディーヴァ

デビューが少し遅く、後から名乗り上げてきた馬
新馬戦は上がり差0.9秒の違いを見せつけ勝利
ローズSはG1馬ブレイディヴェーグを完封しレコード
秋華賞はSペースでリバティアイランドに上手く立ち回られたが0.1秒差まで猛追
今年初戦は大きく出遅れ負けてしまったが阪神牝馬ではモレイラ騎手を背にあっさりノーステッキで勝ち上がった
世代の中でも間違いなくトップレベルと言える馬だろう
またこの馬の強さは前傾・後傾ラップ関係なく抜群の末脚を披露できる
しかも前走で前目の位置取りもできた事から現在の東京のバイアスならインに備えて1番良い競馬ができそうだ
時計が速くなってもローズSの様にレコードレベルで走れる馬でもある
母父にディープで間違いなく東京の馬場は合うだろう
時計対応もでき、位置取りができればナミュールすら完封できる力はある
陣営がここに向けて順調にレースを消化してきていることから本気度が感じられる
本命

◯10  ナミュール

今1番充実期を迎えている馬
3~4歳まで伸び悩んでいたが昨年の夏明けて本格化
ドバイターフも素晴らしい末脚だった
少し振り返る
赤松賞はスロー瞬発力勝負であのスターズオンアースを蹴散らした
東京新聞杯はウイカーネリアンのHペースを捉えきれずアタマ差2着
富士Sも同じくHペースだったが今回は差しきれた 
マイルCSも前傾ラップで後方に構えていたナミュールに展開がハマり藤岡康太騎手の最高のエスコートで勝ち切った
傾向的には好走時は前傾ラップが多いのが特徴になっている
東京マイル、高速馬場は得意なため馬券外は考えずらいが
スタートに運要素が強いためか展開に後押しがあった方が良さげなところも理解出来なくは無い
なら今のバイアスに合っているか?
と言われると少し不安要素が強くなる
そしてここに乗り替わりの武豊騎手。
末脚を引き出すのが得意な騎手だが後方よりの競馬になる事が多い
そうなれば仕掛けどころが重要になり当然差し損ねの不安が出てくる
ひと昔のリスグラシューの様にだ。
ならマスクトディーヴァが付け入る隙は十分にあるので今回は2番手

▲2 フィアスプライド

全体的に大きく負けがなく堅実に走っている馬
ターコイズSはルメール騎手の好騎乗でバイアス向いての展開勝ちだと思っていたので最高出力は府中牝馬Sの0.1秒差4着だと思っている
そこでライラック・ルージュエヴァイユと同格レベルで戦えているのでいつでもG2は獲れるところにはいるんだろう
ターコイズSは中山マイルで先行して緩んだペースで誤魔化せたが東京マイルで先行しては持ち味が出せるかどうかはわからない
ただ好枠に入ったので上手く誤魔化しが効きそうと予想し3番手

△1 ライラック

ずっと中距離馬と思っていたが府中牝馬Sで新しい一面を見せた
エリザベス女王杯は展開こそ向かなかったが上がり最速でいい脚だった
阪神牝馬Sは-16キロと調整不足なので度外視
この馬もルージュエヴァイユと同じくらいの力関係にはある
波はあるが状態が良ければこのメンバーでも十分通用するレベル
内枠を上手く利用してほしい

△5 ウンブライル

デビューしてからスタートに課題を残しながらもここまで実力を見せてきた
同世代のNHKマイルは位置取り次第では勝てた内容でもあった
ただこの世代のNHKマイルはレベルが低かった
前走はスタートがすんなり出れたのでマスクトディーヴァに詰めよれたが相手はノーステッキで少々レベルの差を感じさせられた
ただ2頭を除けば十分通用するレベルにはある
あとは枠
好走しているのはいつも包まれずに競馬した時
今回は少々窮屈な競馬になりそうで不発を懸念し評価を落とした

△13 モリアーナ

世代で惜しいレースが続く馬
どうしても追走力がイマイチなのでいつも後方からの競馬になっている
ただ末脚には目が光るものがある
それを証明したのは新馬戦
好位から抜け出した脚は同世代を圧倒した
紫苑SはHペースで前が崩れて噛み合ったが素晴らしい末脚だった
前走はSペースでよく走ってきたがやはりウンブライルとの差を見るともちろん斤量もあるが少々展開の後押しが必要かと感じさせられた
展開のカギはナミュールについていく。
これだけを期待している


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