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全人類、一回はクラウドファンディングをした方がいい。

こんばんは。MIKKEの井上です。

まずお前誰やねんと思った方は、下のnoteを読んで頂ければ僕自身やMIKKEのことが少しだけわかるかなと思うのでぜひ読んでみて頂けると嬉しいです。

今日のテーマは「集客ってダルいときない?」です。

“集客”ってダルいときありますよね。僕らはすぐに“集客”をやめました。でもいつのまにか沢山の方々がChatBaseを認知し、出入りしてくれるようになりました。

では集客をせずに何をしたことで、沢山の方々に出入りして頂けるようになったのかをお話したいなと思います。

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こちらがChatBaseです。24時間365日いつでも出入りできて、寝れて、シャワーが浴びれて、ご飯が食べられるようにしています。

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現在ChatBaseでは、会社員やフリーランス、起業家などジャンル様々な人が総勢150〜200名以上ほど出入りしています。

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そして、ただ多くの人が出入りしているだけでなく、プロジェクトやイベント、そして壁を活用した展示もたくさん生まれました。

しかし僕らはいわゆる“マーケティング”をこれまで一切してきてません。

ペルソナもターゲット設定もしてないし、カスタマージャーニーマップも作成しないし、もちろん集客にお金をかけたこともありません。

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それでも本当に沢山の人に出会い、大きなものから小さなものまで沢山のプロジェクトが生まれてきました。

僕たちが唯一意識したのは、ただただ1人1人向き合い続けることだけです。1人1人向き合い続けていたら、いつの間にか本当に沢山の友達ができました。

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この1人1人と向き合わざるを得ない環境を作ってくれたのが、クラウドファンディングです。僕たちは“これからのマーケティング”を、このクラウドファンディングを通して学びました。

なので今日はこのクラウドファンディングがとにかく仲間を増やす、友達を増やす上で最高なサービスであるということをお話ししたいと思います。

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資金集めをメインとして使われるクラウドファンディングを、僕たちは資金集めではなく、「自分たちの周りにいる人たちに僕らが何をしているのか?を届けて共感してもらいたい」「周りの友達がさらに友達に話しやすい状態を作りたい」という理由の元、活用しました。

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自分の想いを整理する機会って意外となかなか無い。でもクラウドファンディングは、ページの想いに共感して支援をしてもらうサービスなので、想いをしっかり整理し、共感してもらわなければ支援をしていただくことはできません。

また、「購入」ではなく「支援」というのが、ただ買っておしまいではありません。買った後も自分の支援したお金によって、プロジェクトが達成したかどうかなどがつい気になってしまいます。同じ3,000円でも購入以上につい自分ごとにしてしまうのがクラウドファンディングの特徴です。

クラウドファンディングは想いに共感してもらうことでお金を集めるサービス。支援してもらったということは想いに共感してもらったということ。そうすると支援した側は想いに共感してるし、支援される側は支援してもらったことに感謝いっぱいなので、会ったら仲良くなるに決まってます。笑

案の定支援していただいた方々にお会いしたらどんどんみんな仲良くなっていきました。クラウドファンディングは新しい友達と出会うきっかけにもなりました。

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クラウドファンディングを達成するには、何より「信用」が大切と言われます。よく信用経済とも言われますが、それを顕著に表すのがクラウドファンディングなのではないかと思います。

お金をどれだけ持っているかよりも、“人からの信用”がどのぐらいあるか?がプロジェクトのサクセスを左右します。

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人から信用してもらうためには、まず「自分は何者なのか?」、そして「何をするのか?」それは「なぜするのか?」また「具体的にそのために自分は何ができるのか?」を語り続けることがとても重要です。

僕は文章を書くのが得意でないのもあり、上記の中身をクラウドファンディングの文章にただまとめて送るだけでは、多くの人には想いが届かないだろうと思いました。

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なので僕たちは、この自分たちを整理して言語化していくプロセスさえも、沢山の人に協力してもらいながら進めることにしたのです。

具体的に話すと、クラウドファンディングのページの非公開URLを自分の周りの友達200人程とクラウドファンディングの過去の成功者100人ぐらいの人たちに、1人1人文章を考えながらメッセージを送り続けました。

100人ぐらいの方々と同時にメッセージのやり取りをし、クラウドファンディングページを詰めていくという、今考えるとものすごく非効率なことをやっていた気がしますが、あのアナログなコミュニケーションがなかったら、今こうやってたくさんの方々と仲良くさせてもらえる状況はなかったと思います。

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クラファンが終わり結果、223人もの方々に支援をしていただきました。

一見遠回りで、面倒で、泥臭いアナログなコミュニケーションではありますが、この面倒なプロセスにこそ仲間を作る上ではものすごい価値があるのではないかと僕は思っています。

そして僕はさらに、ここで支援していただいた方々に直接会っていくことにしました。ここで会った方々はやはりすぐに意気投合し、仲良くなっていきました。

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僕たちはChatBaseというコワーキングスペースを、「アイデアを生む場所ではなくて、アイデアが“生まれてしまう”場所にすること」を目指して始めました。今は150〜200人を超える方々と繋がり、彼らとの雑談の中で本当にたくさんの新しいものが生まれてきています。

でも僕たちがやってきたのは、「ただただ目の前にいる人と向き合うこと」と「彼らが誰かに伝えたいと思うこと、さらに伝えやすい状態であること」の二つだけです。

この一見簡単そうだけどできない2つのことが、やらざるを得ない環境を作ってくれるのがクラウドファンディングなのかもしれません。

全人類、一回はクラウドファンディングをやってみて欲しいなと思うぐらいには大事なことを沢山教わりました。


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