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エルゴヒューマン ガスシリンダー交換

ゆずり受けた エルゴヒューマンの椅子 ですが、ガスシリンダーが寿命なのか 上がりずらくなってきました。
翌日には下がっていることも多いです。 おそらく2013年ぐらいに購入しているので もう9年目なので仕方ないと思います。
今回は 交換用の ガスシリンダーを購入して交換をしてみました。

必要なもの

  • パイプレンチ

  • 鉄アレイ

  • 潤滑油

  • シリコングリース

  • 交換用ガスシリンダー

  • 手袋

ゴムハンマー、 金槌で 外す事が出来る場合もあるかもしれませんが、今回の椅子のように9年目の椅子には ゴムハンマー、普通の金槌は無力でした。

交換用ガスシリンダーの入手

エルゴヒューマンのサポートより交換用のガスシリンダーを単品で入手できます。

今回 依頼をしたところ 頂いた見積もり

~シリンダー購入の場合~
・昇降シリンダー ¥3,850
・送料 ¥1,210
――――――――――――――――――――――――――――――――――
 合計 ¥5,060(税込)+ お支払手数料

ちなみに 訪問修理の場合
~訪問修理の場合~
・昇降シリンダー ¥3,850
・訪問作業費 ¥12,100
――――――――――――――――――――
 合計 ¥15,950(税込)

差額は1万円です。 家に道具が全くない方、交換できる自信の無い方は 訪問修理がよいでしょう。

交換用のガスシリンダーは メールに返信し、翌日には代引きにて発生していただきました。その翌日には自宅の方に到着しました。

交換

第一関門

椅子上部からガスシリンダーを抜く
エルゴヒューマンのマニュアルによると 椅子上部側をゴムハンマーで叩き続けると振動で外れるそうですが、結構時間がかかると思います。私は シリンダー部分を パイプレンチで回す方法で外しました。大きめのパイプレンチを使うと テコの原理である程度の力で回すことができて外せると思います。ただしこの方法はシリンダー部分にかなり傷がつきますので シリンダーの再利用は出来ません。 もともとガスが抜けて使えないので私は躊躇なく このパイプレンチで回す方法で抜きました。

第二関門

シリンダーを脚部から抜く
今回はこちらの部分が非常に手こずりました。 パイプレンチで回すこともできず。かなり固着しているので CRC-556をつけて 30分ぐらい放置したのち ゴムハンマーで1時間ぐらい叩きましたがまったく外れる気配もなく。家にある 釘を打つ金槌で30分ぐらい叩き続けましたが びくともせず。叩いてるとガスシリンダーは抜けませんが 脚のキャスターは 振動で全部外れました。遅くなってしまい 金槌で金属を叩く騒音もあるので1日目は外せず一旦終了となりました。叩いている時に 右手 人差し指を負傷しました。手袋はちゃんと付けて作業しましょう。
その日のよる 何かよい方法がないかと ネットで検索して見つけたのが

  • クランプを使ってシリンダーに圧をかけて抜く方法

  • 鉄アレイで叩く

という二つの方法でした。 家にも5kgの鉄アレイがあるので これでやってみて 駄目だったらクランプを買ってきてやってみようと思いました。 明日の為に ちょっとでも取れやすいように CRC-556を隙間から噴射しておきました。
翌日 鉄アレイで叩く方法から試してみようと思っているのですが、朝早くからまた金属を叩く騒音を出すのに躊躇し お昼ぐらいにやってみることにしました。
とりあえず シリンダーが飛んでいかないように注意して、鉄アレイをできるだけ垂直に当たるようにして叩いてみました。 1回目叩く。 結構衝撃があり、いけるかも。2回目叩く なんと簡単に外れました。
外れたところをきれいし、昨日取れたキャスターもシリコングリースをつけて再び脚部に付けました。
そして新しい ガスシリンダーを脚部に付けます。ここにもシリコングリースを付けておきました。
この状態で 今度は 椅子の上部をガスシリンダーに差し込みます。シリンダー上部にもシリコングリースをつけておきます。 上部をシリンダーにつけるには 椅子を横にした状態ではめるほうがやりやすかったです。

交換完成

何とかガスシリンダーを交換することができました。 交換後は 今まで軋む音がしていたのでそちらも無くなりました。そして 椅子の上下も快適にできるようになりました。 これでまだしばらくこの椅子を使っていくことができると思います。


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