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Googleが旧SearchConsoleのFatch as Googleの機能を停止した件の感想

Googleが旧SearchConsoleの「Feach as Google」の機能を含め、検索アナリティクスやサイトマップなどを停止したことを3月に公式ツイッターで発表しました。(日本語はこちら

・旧バージョンの Search Console から新バージョンの Search Console に移行する

・新しい Search Console で重大な課題に取り組みましょう ~ 今後のロードマップのご紹介

全般的な変更点

・16 か月分の検索トラフィック データを使用可能(旧バージョンでは 3 か月分)
・特定のページに関する詳細情報(インデックス カバレッジ、正規 URL、モバイル ユーザビリティなど)
・クロールの問題の影響を受けたページの再クロールを監視、修正、リクエストするためのトラッキング フロー
・新たに導入または改良されたレポートとツール(以下に説明)
・モバイル デバイスで動作

特にFetch as Goolgeに関しては多様しており、最近ではURL検索ツールを活用していました。インデックスリクエストは1ページつづ実行するため分析時間かかります。現状は複数ページ申請できません。

例)ゲームがリリースした際、攻略情報を一気に公開した場合。最新情報がユーザーに提供できない。

特に、長年ゲーム攻略系などトレンド系に関わっており、インデックス速度の課題はずっと感じ続けていることなので、「Feach as Google」の機能停止は辛いです。(100回以上はインデックス遅いって言ってる)

例)ゲームがリリースした際、数百ページを一気に公開した場合などインデックス登録されない問題

以下は公式ヘルプの引用

Fetch as Google は、URL 検査ツールに置き換わります

新しい URL 検査ツールを使用すると、皆様のウェブサイト上の URL をさまざまな観点から検査できます。現在のインデックスの確認だけでなく、最近変更した URL のライブチェックも可能です。このツールを使用することで、URL に関する詳しい情報(HTTP ヘッダー、ページリソース、JavaScript コンソールログ、ページのスクリーンショットなど)も確認できます。ページの再クロールをツールから直接リクエストできるため、Google 検索への追加や更新がスムーズに行えるようになりました。

新しいバージョンで従来のタスクを実行する方法

新バージョンの Search Console では、一般的なタスクの実行手順がいくつか変更されています。最も一般的なタスクの概要を以下に示します。
* 新しいプロパティを追加する: 新しいプロパティ フローをご覧ください。 すべてのプロパティが、すべてのページのナビゲーション バーでプルダウン リストに表示されるようになりました。プロパティに関する通知の送信を停止するには、リストからプロパティを削除します。
* ユーザーと権限を管理する: Search Console の新しいユーザー管理ページを使用します。
* プロパティを変更する: ドキュメントのナビゲーション セクションにあるプロパティ選択プルダウンを使用します。
* robots.txt や noindex を確認する: URL 検査ツールを使用すると、特定のページのインデックス登録済みバージョンまたはライブ バージョンについて、robots.txt や noindex のステータスを検査できます。
* ページを Googlebot で取得できるかどうかをテストする: ページのライブテストを実行するには、URL 検査ツールを使用します。
* サイトマップをアップロードする: 新しいサイトマップ レポートを使用して、サイトマップをアップロードします。アップロードされたサイトマップはすぐにテストされます。
* リッチリザルトをデバッグする: ステータス ページに表示される個々の拡張レポートを使用します。
* サイトレベルのインデックス登録エラーを見つける: インデックス カバレッジ レポートを使用すると、サイトレベルでのインデックス登録の統計情報を表示できます。
* ページレベルのインデックス登録エラーを見つける: 新しい URL 検査ツールを使用すると、特定のページについてクロールの問題を詳しく調べることができます。
* ページのクロールをリクエストする: 新しい URL 検査ツールを使ってライブページを検査してから、再クロールをリクエストします。
* ライブページを検査する: 新しい URL 検査ツールを使用します。Googlebot がリクエストしたページのスクリーンショットが利用できるようになりました。
* サイトのクリック数、インプレッション数、クリック率を確認する(検索アナリティクス): 検索パフォーマンス レポート(新バージョンで相当するレポート)を使用します。
* [ユーザーと権限] や [確認の詳細] は、引き続きナビゲーション パネルの設定アイコン からアクセスできます。

インデックス速度を上げるためにどうするべきか

今後について、インデックス速度を上げるにはいかに早くGoogleのクローラー(Googlebot・Googleスパイダー)にページを検知していもらい、インデックス登録してもらうか考える必要があります。

方法としては以下のようなものがあるかなと思います。(やり方は色々あるけども・)

①外部サイトへの拡散
②sitemapの登録・更新頻度改善
③ディレクトリ構造改修
④Googleニュース登録

など・・・

GoogleBotは様々なサイトを回遊しているため、ツイッター拡散など①の方法を取るのがベストかなと思っています。実際、SNSなどでバズるとGoogleBotはかなりの頻度でページ訪問してくれます。(②・③は普通にやるべきかな)

また、検索結果に早めに表示したいだけなら、審査が必要ですが、 Goolgeニュース登録などもありでしょう。

インデックスやクローリング問題に関しては改善されていくことを祈る

2014年から約4年間リアルタイム性の高い情報を提供しているサービスに関わってきました。その中でインデックス速度の課題はずっと抱えており、今でもその課題はGoogle上で解決されていない気がします。

しかし、プラットフォームを活用している側としては、何も言えないため今後の改善に期待します。

補足)
Google 検索の仕組み

Google でウェブページが検出、クロールされ、検索結果に表示される仕組みについてはこちら
この記事では、Google 検索の仕組みについての説明を、簡易版と詳細版の 2 種類にわけて掲載しています。
Google は次のようなさまざまなソースから情報を取得しています。
* ウェブページ
* Google マイビジネスやマップなどでユーザーが送信するコンテンツ
* 書籍のスキャン
* インターネット上の公開データベース
* その他のさまざまなソース

詳しくは「Google 検索の仕組み」を参考に