takuro(juJoe)

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バンドjuJoe(じゅーじょー)をやっています。『さよなら、バンドアパート』という小説を書きました。 悩み相談LINEの連載をしています。 https://note.mu/takuro_/n/n9e466cf2b713

マガジン

  • 音楽を作るために考えていることfree

    freeの記事です。

  • バンドマンのLINEはお悩み相談室

    ロックバンドjuJoeの公式LINEに飛んできたお悩み相談です✌️ 世の中の悩みは老若男女様々です。直接、人に相談できない方もいらっしゃるかと思います。そんな時、一つの逃げ込み先、非常口として「全然関係ないバンドのLINE」があってもいいんじゃないでしょうか。 どんな方でもどんな内容でも相談可能です。ぜひ送ってみてください。 https://lin.ee/ZFo55R9

  • さよならバンドアパート番外編

    「さよなら、バンドアパート」の主人公である川嶋の10代の頃の短編です。

  • 録音物とかの販売

    データ販売。URLが記載されてます。

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❇️プロフィール❇️

はじめまして、平井拓郎と申します。 Xもやっています。 juJoeというロックバンドをやっています。 QOOLANDというロックバンドをやっていました。 『さよなら、バンドアパート』という小説を発売しました。 【全曲配信中】 Spotify、Apple Music、LINE MUSICなどサブスクリプション↓ テレビで歌ってる映像です☺️小説は2022年に映画化されました☺️CDを一万枚配りましたライブスケジュールはTwitterとInstagramに 【ライブ予約は

    • モメの作法

      ・モメられる人 ・モメ事をとにかく避ける人 の二種類がいる。 バンド、芸人、役者、仕事…… 何をやるにせよ、この『モメへの耐性』は若い時から鍛えておいたほうがいい。 これは「おまえらケンカしろ!」と大和龍門的な話ではなく、たとえば ・金銭の交渉ができる ・違う意見をぶつけることができる ・クレーマーにやられない などの合法レベルの、まぁ生きていたらたまに見られるような、ストレスのかかる話し合いのことだ。こういう話し合いから逃げるクセがつくとロクなことがない。 しか

      • 他人に期待するひとから壊れていく

        いい感じに活動できているバンドの特徴として、「他人に期待しない」という性格上の法則がある。 ポップス、ロック、パンク、メタル、ミクスチャーなどジャンルにおけるマーケットが様々あるので、音楽的な素養やテクニック、年齢などは千差万別だ。 だけど性格的な部分はビビるぐらい一緒。 何なら音楽とか関係なく、仕事がうまくいくひと、家庭や恋人との関係がうまくいくひとにも共通している。 僕も身に覚えがあるけれど、期待しすぎると本当に我が身をほろぼす。 会社のせい、ライブハウスのせい

        • アンチエイジング目的としての格闘の効能

          嗚呼……! クリック練習はやったほうがいいし、メンバーで話し合ったほうがいいし、ビラは配ったほうがいいし、コピーはやったほうがいいし、筋トレもやったほうがいい。 食事だって良いものを摂ったほうがいいし、対バンと仲良くしたほうがいいし、店長とは飲んだほうがいいし、夜はダラダラ動画を見ていないで早く寝たほうがいい。 なぜか。やったほうがプラスに働くのが分かっているからだ。だけと、やりたくないのよ。めんどいから。 この感情を僕たちは「めんどくさい」で処理しがちだが、これの一次

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        記事

          僕たちが自由じゃないのは自分を律していないから

          自由を求めバンドマンを目指す中高生は多い。僕もそうだった。あれから思うのは、自由を手にするならば「自律」が必須だということだ。 たしかに音楽の進路を選ぶと自由は多い。 フリーターまがいのため、責任もないし、仕事がイヤなら辞めちまえばいい。 酒を飲み過ぎて翌日つかいものにならなくても「俺ぁよ…!ロックだからよぅ!」みたいなわけのわからんことを言っていれば、社会適合した連中へカウンターもとれる。 こんなことをして20代を過ごしてきたので「自律筋」みたいなものがすっかり衰え

          僕たちが自由じゃないのは自分を律していないから

          進研ゼミを始めたのに、なぜ僕たちの成績は伸びなかったのか

          【何かを始めるとき、大切なのは新しいものを買い揃えるより、古いものを捨てること】は僕の座右の銘になっている。 何かを目指すというのは、それを選ぶということなんだと思う。だけど選んだひとにだけ、選んだことのすべてが待っている。 初対面が週に4,5人訪れる。面接だったり、ただバンドをしているひとだったり、何かの信者だったり。 求人も出しているせいで、僕の生活は「初めまして」が尽きない。なぜか求人サイトからマルチ勧誘も多く紛れ込んでくる。彼らはほぼ信者であり、信者という生き物

          進研ゼミを始めたのに、なぜ僕たちの成績は伸びなかったのか

          KEYTALKが教えてくれた作曲筋トレ

          KEYTALKたけまさに「作曲筋を鍛えるにはコピーっすよ‼️‼️」と言われてトレーニングとして毎日やっている。 【ルール】 ①毎日作る🎵 ②1時間が〆切。時間になったら強制終了🎵 ③ サブスクのヒットチャートから資料を選択🎵 ④時間で初聴き→作曲→録音まで行う🎵 ⑤コード、リズム、歌詞、何でもいいから学習(コピー、似せる)🎵 ⑥たけまさに送る(感想が楽しい)🎵 僕はむかしから音楽を聴く習慣がなかったのだけど、こういう視点で取り組むとすごく自然に触れられている。感

          KEYTALKが教えてくれた作曲筋トレ

          携帯ショップでキレる老人ができるまで

          バンドをしていると『年齢』の意味合い、影響を多岐にわたって考える。体力的な話もだけれど、業界自体の消費サイクルが速いからだろうか。 CDから配信、サブスク、コロナ対策にNFT。べらぼうに速い。音楽ジャンルのトレンドも信じられないほどに速い。 こういった変化は他業種でも同じかもしれないが、音楽はそもそもの生命線やメインキャッシュポイントが平気で変わったりする。前提からひっくり返ることが数年単位で発生するのだ。 そして自分自身はそんな時代と足並みをそろえ、年をとる。年齢を重

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          ポケモン元年に参加してた話

          1996年。ポケモンは寂しくて、少し勇敢な気持ちが奮い立つ昆虫採集みたいだった。 通称「ポケモン」ことポケットモンスター。発売された1996年から20年もの年月が経ったにもかかわらず、その人気はいっこうに衰えない。さまざまなメディアミックスがなされ、続編もたくさん出ているゲーム界の金字塔だ。 どんな金字塔にも始まりはある。ポケモンほどのビッグタイトルも同様だ。僕は8歳の時、その始まりの渦の中にいた。この「ポケモン」というゲーム、どういうゲームかご存知だろうか。 『ポケッ

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          バンドのトラブルは過緊張・気抜き・貧乏のコンディンションで起きる

          バンドのトラブルは「緊張しすぎ」か「リラックスしすぎ」のときに発生する。あとは異様に貧乏なとき。 ・メンバーが荒れる ・音が止まる ・スケジュールの密度と預貯金が合っていない トラブルというのは上記のようなものだ。 したがって「曲ができない」とか「メンバーのやる気が常時ありません」みたいなケースはシンプルに実力不足なのでちょっと異なる。 自分たちの実力以上のものをひねり出そうとすると活動が苦しくなる。無茶はいいけど無理は続かない。 数年規模でやっていくバンド活動なのだ

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          僕らは役に立たないと尊厳が保てない

          【バンドが解散したり辞めていく理由は金だけでもない。じゃあ何だという話】 4月1日。「新入社員のひとがデビューする日」だ。頑張って👍 僕はずーっとバンドをしているので他人からは「貴様に4月の節目なんて関係ないだろうが。俺たちは正社員だから関係あるんだぞ」と言われることがある。ごめん、関係ないけど勝手に関係している。 と言うのも僕にとって4月1日というのは上京した日だ。 1日に入居するのが一番家賃的におトクだったので、ギリギリまで大阪で待機していた。そのせいで勝手に「4

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          バンドマンが作った求人票

          ※転載元indeed。登録しないと読めないらしいからnoteに貼りました。 https://jp.indeed.com/m/viewjob?jk=199d41f7a07ac4fc 株式会社ヒライ企画の代表、平井拓郎です。 うちの仕事は ・時給2300円 ・太陽光パネルの訪問営業のサポート ・一日2万歩ぐらい歩く ・シフト自由 ・慣れたら月収50万も余裕 ・住宅街集合の直行直帰 ・二人一組 ・バンドマンだらけ みたいな感じです。 まず「時給2,300円って高すぎるからブ

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          上京するバンドマンが後を絶たないのはここが地獄だから

          神戸KINGS Xで先輩にひとを紹介された。TOKYOで勝負したいという27歳のバンドマンだった。 初対面だったが僕と出身県が同じ。後輩とも言える。昨今珍しいおもっくそバンドをやっている男だそうだ。 「上京するのかぁぁ」という話を軽くさせてもらった。 僕が上京したのは23歳。 彼と同い年の頃何してたんだろうと振り返ると、27歳のタイミングはデビューの年だ。 つまり4年ぐらいかけて「上京」という環境を活かしたパターンにあたる。 6枚のタイトルをリリースして、フェスもい

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          打ち上げ要不要論に新設

          「バンドの打ち上げ要不要論争」について打ち上げで話していた。爆心地で非核三原則について語るみたいなことをしてしまった。 打ち上げについてはいつの時代も「打ち上げとかダルい。そもそも音楽と関係ないから不要」というバンドマンからの声があがる。 対して「飲めよ!飲まないと売れねーぞ!」とアルコールハラスメントもなんのそので飲ませまくる先輩という構図があり、不要論者たちはさらに打ち上げを憎むようになるという救いのない話だ。 先日、大阪で大先輩が問いた見解は「要不要は置いといて、

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          命懸けでバンドをやるってどーいうこと

          「命懸けで音楽をすること」について考える時間が多かった。  バンドマンは同世代に比べて不安定かつ経済的ハンデのある20代を送るため、同級生とは異なる死生観を持つようになりがちだ。 そして『死』というやつは苦痛や取り戻せない周回遅れ、借入金などすべてをチャラにする妖しい魅力がある。 それこそ僕はスーパー命賭けでバンドをやってきたつもりだった。「命かけてゃ偉くて、かけてないと劣悪😩」という認知の歪みをベースに人格を形成していた。 高校の三者面談では 「先生、俺は歌やって

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          複数アカウント的な生き方

          複数アカウント的な生き方というのを勧められた。 腑に落ちるかつ、「そうしたほうがいいよなぁ」とボンヤリと頭のすみでは思っていたことの一つだった。そんな『複数アカウント的ライフスタイル』の話だ。 たとえば僕は『さよなら、バンドアパート』という小説を書いてjuJoeというロックバンドで日々ライブをしている。知らないひとには申し訳ないが、この二つのエンタメは異様に乖離している。 どちらも僕自身が生み出したものではあるのだが、 🅰️『さよなら、バンドアパート』 飢餓と再生の渇

          複数アカウント的な生き方