絶対幸せになる方法

少し前に「バンドを組みたいんです」という相談を受けた。

「組めばいいし、曲ができたら聴いてみたい。活動の相談があれば乗るよ」と答えた。

でもそのひとは何もやらなかったし、組まなかった。

人間そんなもんである。そしてそれでいいのだ。

知り合いのベンチャー会社員は「うちの会社も新しい営業のやり方をやればいいと思う」と言っていた。

僕は「○○さんが手挙げて、新しい営業やらせてください、って言えばいいんじゃないですか」と答えた。

「そうですよね」と言ったが、その人は手を挙げなかった。

そんなものである。これまたそれでいいと思う。

「給料が上がらない。なんともならない」というひとは多い。

「給料を上げてくれ、と聞いてみればいいじゃないですか。メチャクチャ貢献してるんだから」

「言ったって無駄ですよ」と言うので「じゃあ副業すね。メルカリとかクラウドソーシングもあるし」とお伝えした。

すると「いや、時間がなくて」と言うので「じゃあ給料高いとこに転職するのがいいんじゃないすか?」と聞いてみた。

彼は「そうですね」と言った。

でも結局、何もしなかった。そんなものである。

「本を読む時間がないんです」と言われた。だから「スマホ見てる時間減らせばいいんじゃないすか」とお伝えした。

彼は「そうですね」と言い、「面白い本ありますかね」と聞いてきた。

いくつか面白かったものを、教えた。

しばらくしてから「どうですか?」と聞いてみたら、「いやー、相変わらずヒマがないんですよ」と、彼は言った。

そんなものだろう。別に、、、それでもいいと思う。

彼らは現状維持を望んでいるのだろうか。 おそらくそうではないだろう。きっと何かしらを変えたいと望んでいるはずだ。

だが彼らは行動しなかった。

リスク、面倒が勝ってしまった結果なのかもしれないし、熟考した結果「何もしない」という結論に至ったのかもしれない。

だが明白なのは「不満はあるが、行動しない」というクセを彼らが持っているということである。

「とにかくやってみる」ということに勝る行為はないことは科学的に証明されている。

なぜなら人生は「成功するから楽しい」「金を持つから楽しい」「尊敬されるから楽しい」のではなく、「行動するから楽しい」からだ。

それは「人の幸福度は環境にほとんど影響を受けない」という客観的事実だ。

人間の行動を統計的に解析すると、地位やお金、健康や人間関係といった環境要因は我々の幸福に、ほとんど影響を与えないのである。

だから上の人々のように「不満があってもほとんどの人は行動しない」のである。

そこに慣れてしまっているから。特に楽しくなくても、人生は続けられるのだ。

では「人生を楽しくしたい」と考えている場合はどうだろう。

何が人間の幸福度に影響を及ぼすのか。一つは遺伝である。50%の影響がある。

脳科学者の中野信子さんは「日本人は不安感情が高いやつが多い」と述べている。遺伝的に幸福を感じやすいひとと、幸福を感じにくいひとがいるのは事実らしい。

ここについては、あまり介入の余地がないかもしれない。しかし残りの50%については介入可能だ。

それは何だろう。

一言で言うと「人間は自分から積極的に行動を起こすと、幸福度が増す」ということだ。

自ら意図を持って何かを行うことで、ひとは幸福感を得る。具体的には他者に感謝を表したり、困ってる誰かを助けたり、という非常に簡単なことでもいい。

行動を起こした結果、成功したかが重要なのではなくて、行動を起こすこと自体が幸せなのである。

あなたにも思い当たるフシがないだろうか。

たとえば電車の中で思い切って、席を譲ってみると感謝されることもあれば、感謝されないこともある。

だがいずれにせよ気分は高揚する。

つまり「俺は主体的に何かを選び取った」という感覚は、非常に大きな幸福をもたらすのだ。

これは重要な科学的事実だ。

不満があるのであれば自ら行動を起こすことで、それを幸福に変えることができるという、救いの手だ。

人生に幸福をもたらすテクノロジーが可能だとすれば、それはひとが行動を変えることを支援するものになるはずだ。

世界的ベストセラー「7つの習慣」では、第一に身につけるべき習慣を「主体性」と論じている。これは科学的事実とも合致する、恐るべき慧眼である。

しかしこの話を受けて、「はいはい、主体性、主体性、知ってた」という反応をされる方もいる。

しかしそれは真の意味での主体性ではありえない。

なぜなら「主体性」というのは「知る」ものではなく「行動する」ことでしか得られないものだからだ。「誰かに言われてそうする」とか「不安なのでそうする」という強迫観念に基づくものでもない。

7つの習慣には「主体性を発揮すること=自立」を説明する場面に、こんなフレーズがある。

『自立は私というパラダイムである。私はそれができる、私の責任だ、私は自分で結果を出す、私は選択できる、ということである』

幸福は他人が作り出してくれるものではない。自分が体と手を動かして選び取る、行動そのものの話なのだ。

「幸福感」を持って仕事をしているひとはそうでないひとよりも、より成果を出しやすいことも、科学的に検証されている。

もちろん成功は保障はされないが、成功の確率は上がるのだ。

僕はどう考えても会社がまったくうまく回っていないのに、やたらと楽しそうな経営者を何名か知っている。
売れてなくても最高に楽しそうに活動しているバンドマンもだ。

彼らが幸福であることは間違いない。

一見うまくいっていないようなひとが楽しそうにしているのは「主体性を発揮できている」「人生をコントロールしている」と感じているからだ。

反対にいくら金や環境などの待遇が良くても、それらにはすぐに慣れてしまう。

むしろ主体性を発揮できてない状態では、人間は不幸にしかなれない。

何かを変えたいなら行動するしかない。

幸福になりたいなら行動するしかない。

その向こうにしか、求めるものは存在しない。

juJoeもそうして生まれた。


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takuro(juJoe)

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