自分の損得ばっか考えんなよ!

「自分の損得ばっか考えんなよ!」と教えられる。学校や親も「他人のことを考えろ」とぶっ込んでくる。

これはまぁ概ねそうに決まっているのだが、「他人のこと」と言われてもよく分からんと思っていた。少なくとも僕は子どもの頃から「他人のこととはなんだろう」と思い続けていた。

当然、僕は聞きまくった。いろんな大人に「他人のことってなーに?」と質問をピュアソウル全開で繰り返した。

誰も答えられなかった。
それどころか多少不機嫌になられてばかりだった。ひどいやつになると、キレられた。

「冷たいやつだ!」と罵られたり、「優しさを持て!」とやたら怒られた。正直意味不明である。「他人のことを考えたい」と思っているから、技術の習得のために質問しているのに、何故か「逆らってくるガキ」として処理されてしまったのだ。

往々にしてこういうことがある。分かりやすく、本質に触れようとするとアレルギー反応を起こす人間は後を絶たない。しかも指導者やら教育者に多い。

結局、僕は全てを諦めて、大人になってから自分で気づいた結論を信じた。
「他人のこと」というのは「他人の利益」ではないだろうか。

金銭もそうだが、モチベーションもそうだし、コミュニケーションや肯定感もそうだし、愛情なんかもそうだ。
僕たちは関わっているひとたちに、いろんな支払い方で「利益」を供給する必要があるのだ。

「自分の利益」と「相手の利益」が素っ頓狂になってくると、関係が終わりだす。

常々「相手の利益」を考えていかないといけない。「そうしないと道徳的でないから」ということではなくて、プロダクトが進まないからだ。

バンドにせよ、家族にせよ、クラスにせよ部署にせよだ。
相手の利益を数えておかないと、崩壊していくようにできている。

自分の利益が膨らみすぎているときはだいたい失敗してきた。

自分のためでもあり、かつ他の誰かのためになっているかどうか。一緒に活動している相手と、そして自分、両方得しているかどうか。

自分という歯車が組み込まれた大きなからくり全体がうまく回っているかどうか、を考えられているときはやはりうまくやってこれたみたいだ。


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takuro(juJoe)

juJoeというバンドをやっています。Tobariという名前で絵本も出しています。QOOLANDというバンドをやってました。音楽を作っていく上で拾えたことを毎日書きます。https://note.mu/takuro_/n/n9e466cf2b713

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