すりへったときの話

神経がすり減ったときに魅力を増すものがある。

人の数だけ存在する。

音楽を聴いたり、友達とおしゃべりしたり、旅に出たり、絵を描いたり、運動したり。

これらはひとつの礼拝であり、信心に近い。あなたにもあると思つ。

そしてこの「神経がすり減ったときに魅力増すもの」だけが人生の救いになるのだと思う。

打ちのめされたときにこそ会いたいひと。踏み潰されたときにこそ聴きたい歌。くたくたになったときにこそ読みたい本。

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