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身内ではなく他人と思う──君のいまがより良くなるように。

身内だからという理由で、いつの間にか、他人にはしないようなことをしてしまうことも、ある。

たとえば、直前になって予定をキャンセルする。

(キャンセルしようと思ったが、冷静になってみると、もし他人であれば、いくつか事情があったとしても、予定通り、約束を守る。)

料理したら、食器を洗うのは彼女に求める。

そんなふうに期待していると、食器を洗ってくれなかったら、嫌な気持ちになるのは自分自身。

長い時間をいっしょに過ごしていると、様々な場面で、身内だから、という甘えや期待が生まれてくる。

とくに、そういう甘えや期待は恋人や家族とのあいだで生まれやすいもので、ぼくはこれまでに何度も、何度も、彼女との同棲中でさえも「身内ではなく、他人と思おう」としてきた。

もしひとり暮らしだったら、すべてのことは、自分でやらなければならないことだから。

けっして突き放しているわけじゃなく、甘えず、求めず、フラットに接していけるように、心がける。

君のいまがより良くなるように。
父さんは今日も願っています。

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