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今から、オフィスやカフェを飛び出してみてもいい──君のいまがより良くなるように。

洗面所の電気は消したっけ……?

あれ…。税金関係の書類、そろそろポストに投函されてるかな?税金忘れないうちに納めなきゃ。

人間というのは、脳内から無数の細い糸のような注意を、絶えず張り巡らしているんじゃないかな。

家の中は暮らしとつながっているから、気にかかることは無限に生まれてくる。いつも何かを気にしているみたいに。

生活の場で作業するのは、エネルギーを様々な方向に向けて、つねに注いでいる状態。マルチタスクをしてる感覚に近い。

もちろんマルチタスクのほうが効率的な場合もある。だが1日にできることは、意外と多くない。

僕の場合は、だいたい3つ前後と細かなタスク。マルチタスクよりもひとつのことに向き合うシンプルなやり方(シングルタスク)が、自分には合っている。

そんなわけで、これまでは自宅やオフィスで作業して行き詰まりを感じると、カフェに繰り出すことが多かったし、いまは日常的にカフェで原稿を書いたり、考えごとをしたりする。

さて。ここからが今日の本題。

自宅ではなく、オフィスでもなく、都内の喧騒の中にあるカフェでもなく、河川敷や大きな木の下、陽射しの入る水辺のカフェや車内で作業するって、居心地がよく、捗る。シングルタスクに適している。ぜひやってみてって、話したかった。

おすすめする理由は2つ。

・そもそも外には、他人がいない、他人との距離を気になくていいくらい離れているから、プライベートな空間を確保できる。好きな音楽を流せるし、隣の人に聞こえたり、迷惑をかけたりしないように小さな声で話さなくてもいい。

・鳥のさえずりや川の流れる音がBGM。広い青空が近くにあると、人の心も広くなる(ような気がする)。自然の中にいる感覚を持てる。自然に近いところにいると、より動物として安心して居られる。充足感に満たされるのだろうと思う。

ドライブ日和だった昨日は、眺めの良いカフェでご飯を食べ、河川敷に車を停めて、話したり、考え事をしたりした。

もし都会で過ごしているなら、自然を身近に感じられるプライベートな空間を確保するような工夫をしてみるのはどうだろう。

気分良くいたいから、今日できることをなんでもやってみたい。いい1日にするために。

君のいまがより良くなるように。
父さんは今日も願っています。


▼【KAKOMU】暖炉を囲むように、テーブルを囲むように

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