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普段使いも出張先でも。「石鹸シャンプー」で好きな香りを持ち運ぶ。

固形の石鹸シャンプー生活、はじめてみました。

友人が愛用している石鹸シャンプー

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『Take to me the lakes』という本があります。ミッテ地区にあるsodabooksで、青くかがやく装丁に惹かれて、気づいたら手に取っていました。

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この本の Copy Editor であるMaiaが勧めてくれたのが、石鹸シャンプーです。

固形の石鹸なんか使うの?と驚きました。同世代の女性が、毎日古典的に思える身体のメンテナンスをしていると言うから。

彼女は「使い心地や、環境への影響を考えて石鹸シャンプーを使っている」と言う。固形の石鹸は使うたびにプラスチックのゴミをださないし、界面活性剤を含まないから、河川に流れ出ても分解されやすいのだそうです。

試しに愛用しているというNelumboの石鹸シャンプーから使ってみることにしました。

石鹸シャンプーの使い方

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石鹸シャンプーは、髪が長ければ洗う前にブラッシングをします。

次に、熱めのお湯でしっかり予洗い。あらかじめ洗い流して泡立ちを良くするためです。

そのあと石鹸シャンプーをつけて、地肌をマッサージするように洗い流します。

最後にリンスをして、すすぎます。リンスはお酢でも代用できますよ。

ボトルから石鹸シャンプーに切り替えた直後は、2週間ほど髪にキシミやごわつきがあるかもしれません。

髪にあわないのかな……と使いはじめは心配になりますが、大丈夫。リンスを使うと(キューティクルを閉じるそうで)しだいに馴染んできます。

ベルリンで石鹸シャンプーを購入できる場所はこちら。オンラインでも買えますよ。

◎購入できる場所
・BIOCOMPANY
・Erdkorn GmbH
・Original Unverpackt

 ◎ブランド
Nelumbo
Savion

 ◎価格
6€〜10前後 / 1つ

出張先や旅先にも。持ち運びやすい石鹸シャンプー

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じつは9月のはじめに、夫婦でデンマークに行ってきました。

石鹸シャンプーはケースや袋に入れて持ち運ぶことができます。小さくて、気軽に持ち運べるのがとってもとうれしい。

液体ではないので空港のセキュリティチェックを軽々通り抜けられますよ。

レモン、ミルク、シトラス……どんな香りの石鹸シャンプーを持っていこうかと、そのときの気分にあわせてひとつを選ぶ。

石鹸シャンプー生活をはじめたら、シャワーを浴びる毎日はもちろんですが、出張先や旅先でお風呂に入る時間が楽しみになりました。

日本に帰ったら、銭湯や温泉に石鹸シャンプーを持っていきたいです。

ボトルシャンプー以外の選択肢を持つこと

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そういえば23日に開催された国連気候行動サミットでは、スウェーデンのグレタさんが世界に問題提起して、日本のメディアも取り上げていますね。

世界中で気候ストが起こり、ベルリンでは10万人以上がお祭り(ストやデモは、日本人の感覚にあわせるとフェスです)に参加しました。

わかったから…じゃあ何からはじめるといいの?って僕はいつも思う。

そして誰かの問題提起が自分を否定するもの、自分とは関係のないことに思えたとしても、それは本当にささやかなことから毎日を楽しくするきっかけだと捉えたい。

古典的だけどあたらしく思える石鹸シャンプー。ボトルシャンプー以外の選択肢を持つことが、いま大切ではないかと思います。


◎ドイツの首都ベルリンでの暮らしを映像で紹介しています。

◎毎日のことはInstagramのストーリーで更新しています。



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