自分に「考えさせる」環境をつくる──君のいまがより良くなるように。

失敗は日々をたのしく前進させてくれる。

幼い頃から〝与えられて〟育ってきたぼくは、なにか問題に直面しそうになると、その障壁はぶつかる前に取り払ってもらえた。

マイペースなタイプなのは先天性もあると思うが、生育環境にも拠るだろう。

与えられなくなったのは、家を出て、ひとりで暮らしはじめてからだ。

ひとり暮らしや同棲、そして現在の別居生活にいたっても、とにかく知らないことだらけの日々。

的はずれな味の夕食を量産したり、アレルギーを再発させて掃除の重要性を知ったりしながら、家の事や料理を一から覚え、自分たちの暮らしを創ってきた。

仕事においても、たくさん痛い目に遭わせてもらいながら、なんとかやってきている。

いざフリーランスになってみても、新しいことやむずかしいことに対面しては、切り抜ける方法を考えて、ぎりぎり生きている。

それがいい。

失敗できるように。自分で考えられるように。

そうあるための〝ちょうどいい〟環境を知り、調節できるのは自分だけ。そういう環境にいるためには自分へのちょっとした無茶振りも時には必要だ。

そして、誰かの考える余地を奪わないように。

君のいまがより良くなるように。
父さんは今日も願っています。


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小松崎拓郎

君のいまがより良くなるように──01

本当に大切な人を大切にしたいから、書いています。未来の子どもたちに宛てたレターエッセイ。
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