健康管理は関係ない

デヴィット・ボウイが死んだ。

特に大ファンではないのだが、アルバム出して誕生日を迎えたばかりでショックが大きい。

69歳。

ロックスターが69(ロック)で逝ってしまった。

同じ69歳で誕生月も1月で同じ高田純次は認知症に可能性ゼロと診断されている。

ちなみに祖父の94歳の誕生月も1月だ。

健康に留意しないと、長生きできない。

酒タバコはやめるべし。

こんな風潮がある。

しかし実際に周囲を見回してみると、健康管理している人がそんなに長生きしていると言えるのだろうか。

タバコをバカバカ吸っている人なのに全然病気にならない人もいるし、酒も同じだ。

私の94歳の祖父は米寿を迎えるまで偏食だった。

キムチだけ2週間食べたと思えば、コーラばかり飲んでいた時期もある。

若い時の話ではない。

70代後半から80代の話だ。

何故、米寿が転機かと言えば、祖母が87歳になる数日前に亡くなった。

一人暮らしを余儀なくされ、私の母が食事を家に持って行ったりしている。

自分に何かあっては大変と思ったのか、割と何でも食べるようになった。

こんな祖父が病院で受けてる診断は、持病なし。

耳が遠いのは兵隊時代に上官に叩かれたせいだと言い、頻尿と心臓が弱いのは老衰で病気ではないから治らない。

祖父と同じ学年だと、先日亡くなった水木しげるがいる。

彼も倒れる直前までハンバーグなどを好んで食べていた事が有名だ。

持病があったのかは知らないが、彼は転んだのを機に体調を崩して亡くなったそうだ。

親族が100歳までいくと思っていたと言う事はこれと言った持病がなかったのではないだろうかと推測する。

何が言いたいのかと言えば、健康管理するに超した事はないが特に健康管理が長生きを保証するものではない事。

長生きするのは、運だ。

私の好きじゃない言葉で言えば、何歳まで生きるかは運命だ。

健康管理に留意していても病気にはなる。

健康管理は発病のリスクヘッジに過ぎない。

デヴィット・ボウイの先輩ローリング・ストーンズが70超えてライブやってるのは運だ。

ミック・ジャガーやキース・リチャーズが大病しないのはトレーニングではなく、運と元からの体質なのだと思う。

ミックとキースの親は長寿を全うしている。

そんな遺伝子があると思えば、納得がいく。

ミックがトレーニングしているのはライブ・パフォーマンスを続ける為であると思われる。

勿論、健康に無関心だと言ってない。

でなければ、80年代からトレーニング続けてないはずだ。


健康管理しているから長生きできるという保証はない。

人生は何があるかわからないと肝に銘じておかねばならないという事だ。


祖父は東京五輪まで生きるつもりらしい。。。



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