昨年からニューヨーク・イスラエルで様々なVC・起業家と会いましたが、大半は仮想通貨（Cryptocurrency、暗号通貨）やICOに現時点での投資はしないが、技術は注視、というスタンスでした。

そんな中、冬のブロックチェーンの授業、時間の調整がつかず履修出来なかったのですが、教授から講義のビデオをもらえたので期末試験の合間に観ています。

コーネルテックのブロックチェーンの授業は2名体制で行われています。

一人は、EMCのセキュリティ部門でチーフサイエンティストを勤めた後、教授として迎えられたAri Juelsで、主にBitcoinやSmart contractなどの実用面の話を担当します。MIT Technology Reviewの"Innovator Under 35” やComputerworldの“40 Under 40”に選ばれたりしています。

もう一人が、助教授のRafael Pass。Consensus AlgorithmやCryptographyなど、より理論面を担当します。秋学期には"Networks in Market"の授業も担当していました。

Cornell Tech自身も他大学と共同でIC3という団体を立ち上げたり、マイクロソフトとの提携を発表したりしてます。

他にも、卒業生にAMEXなど大手金融機関からブロックチェーンを使ったプロダクトマネージャー職の募集が来ていたり、ブロックチェーンを利用したサービスや仮想通貨系のコンサルティングで起業する学生たちも多いため、引き続きキャッチアップしていきたいと思います。