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「フードロス削減✕IT」LINE活用であっという間に余剰食料をマッチング!

8月の東洋経済ONLINE記事で「『LINEの街』福岡市で見たスマホ生活の未来 決済や公式アカウントまで全面タッグを推進」」という記事が出ました。特に、粗大ゴミの回収予約、手数料支払いについてLINEやLINEペイで対応できるのがとても便利そうです!いちいちコンビニに支払券を買いに行くのってものすごく面倒ですよね・・・

文京区のこども宅食事業でも、利用家庭からの申込みにLINEを使うなど工夫しています。いまの子育て世代の多くはスマホユーザー。数回のクリックでサービス開始できれば、利用のハードルが下がるはずです。

文京区こども事業をきっかけに新規事業を立ち上げたという宮崎県三股町の「みまたん宅食どうぞ便」を取材した際にも、おもしろい取り組みがあったのでご紹介します!しかもいま注目が高まっている食品ロス削減にLINEを上手く活用している例です。

LINEを活用したマッチングが効果的な理由は?

「みまたん宅食どうぞ便」では、フードドライブで集まった食品や地域で急に食材が余ると、LINEでどうぞ便に登録しているご家庭に直接・ピンポイントで連絡し、食材のマッチングをしています。写真の通り、7月のある回では豚肉や冷凍インゲン等が余り、「ほしいご家庭はメッセージください」とお知らせしています。

この取組みの特徴は、

①野菜など足の早い生鮮品はその日のうちに受け渡しが必要。LINEの一斉送信を使ってスピーディーにお知らせ、受け渡し日時の確認ができる。

②友だち同士で話すグループトークでは誰が何を話したかチャットで見えてしまうが、どうぞ便はビジネス用のLINEを使っているので、みまたん宅食どうぞ便事務局とご家庭の個別のやりとりは外に見えないので安心して使える。

普段生活していると、学校や行政のお知らせは紙やメールでかしこまった文章で来ることも多いです・・・。 LINEであれば日常的に開く回数が多いのでお知らせにすぐ気付きますし、やりとりも話し口調なので気軽に「利用しようかな」と思えるところもポイントなのかなと思いました!

▼宮崎県三股町「みまたん宅食どうぞ便」の活動情報はこちら
https://www.facebook.com/425824854539594/posts/715125308942879?s=100003224208007&sfns=xmo


こども宅食応援団では、食品配送・食品提供を入り口としたアウトリーチ型のご家庭支援の取り組み、こども宅食事業の全国普及を進めています。引き続き、事業実施者、事業立ち上げ希望者の方々の参考になる事例をどんどん紹介していきたいと思います。

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