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学校事務職員という仕事☆

いつもありがとうございます。

子どもたちが楽しく安心して生活できる学校をつくりたい、学校事務職員のタクトです。

僕は「学校事務職員」という超絶マイナーな仕事をしています。職場は小学校や中学校です。

が、同業種以外の周りの人に「学校事務職員って、知ってる?」って聞いても、「知ってる。」と返した人に出会ったことがありません。(本当に。)

日本人のほぼほぼ全員が“知っている”、そして“通ってた”ことがある「学校」という場所に勤務していながら全然知られていないので、世間的な認知は相当低いのだと思います。

でも、個人的に、学校事務職員は、これからのより良い「学校という場」をつくる上でめっちゃ大事な要素になってきているなぁと思っていて、そのためには、少しでも多くの人に知ってもらった方がいいし、応援してもらった方が絶対に良い。

そして、“まだ”知らない人がたくさんいるということは、逆にチャンスで、これから知ってくれる応援してくれる人がたくさんいるかもしれないということなので、とりあえず誰も知らない「学校事務職員」の発信をしてみようと思い立ち、このnoteを始めるに至りました。

ということでよろしくお願いします。


まず、学校事務職員がどんな仕事なのかってところをお話させてください。

文科省HPにある「事務職員の職務内容」には、

事務職員は学校の管理運営の全般わたる諸種の事務に従事するものである。その職務を一義的に規定することは困難であるが、具体的内容を例示すれば次のようなものが考えられる。庶務関係・・・、人事関係・・・、会計関係・・・、教務関係・・・。

と、なっていました。(今調べて知りました。)

・・・全然わからないですね(笑)

個人的には学校事務の仕事を「コレとコレは学校事務の仕事で、・・・」って区分けするよりも、概念として捉えた方が良いなぁと思っていて、

一言で言うと・・・

「学校(教育環境)を創る仕事」です。(と僕は思ってます。)


僕の個人的な解釈(あくまで個人的!)だと、みなさんがイメージのつくであろう教員(先生)と比較するとすれば、

教員(先生) ⇒ 学校で教育をする人。

学校事務職員 ⇒ 教育をする環境=“学校”をつくり支える人。

ってかんじです。

「教育をする環境をつくるって何?」って感じだと思いますが、例えば、学校のお金をやりくりして授業で使う教材を買ったり、学校にのし掛かる膨大な事務処理の効率化を図って先生たちの時間を生み出したり、時にはお金に困っている保護者の相談にのって制度を使って援助費を申請したり、とにかく子どもたちの周りのヒト・モノ・コト、学校のハード面を整え改善していきます。

文科省HPで「その職務を一義的に規定することが困難」とか書かれちゃってますが、本当にそうで、良くも悪くも、学校事務の仕事って、これをやってます!と何か一つ言えるようなものではないんです。(そこがこの仕事の難しさとか、個人的には面白さにつながってます。)


また、僕のいる静岡県では、過去の通知で「学校事務とは、児童生徒への直接的指導以外の仕事を言う」ということが示されていたりします。

ここにあるように、子どもに直接指導は含まれないですが、逆にそれ以外の業務には全て関わる可能性があるんです。

と言うとめちゃくちゃ幅が広いですよね。そのため学校事務職員は自分の強みを生かしたりそれぞれの学校の特性を見たりしながら、色々なスタイルで仕事をしている方がいます。個性が出るのでめっちゃ面白いです。


ちなみに、子どもへの「直接指導はできない」といっても、子どもと関わる機会は(その気があれば)いくらでもあります。(僕も割と関わる方です(^0^))


学校、先生、保護者や地域、そして何より子どもたちに寄り添って、予算(お金)や制度(ルール)や情報を上手く使って、学校現場の中で、先生方といっしょに学校教育を創っていくのが学校事務職員という仕事です。



と、こんな感じで伝わってたらうれしいです。一緒に面白がってくれる方がいたら、もっと嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

未来を創るのは今の子どもたち。

明るく楽しい未来のために、明るく楽しい学校を創る。

明るく楽しい学校の未来を拓く人になる、学校事務職員、村松拓人。

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