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【RX 奥田】2023.06.18 NISEKO CLASSIC 2023 AGE35-39 5位

目標

去年が楽しすぎたので今年も参戦
目標は高岡さんか木村君の総合優勝をアシストしつつ、最後まで一緒にいてこの目で最後の勝負を見届けること
その付随として最後まで先頭集団にいれば年代でも良いところにいけるかな??という目論み

結果

年代別5位
あと少しで最後の勝負というところで溢れてしまい悔しいが、去年より進歩を確認できたのが収穫。

機材・準備


補給はSlowbar 2本(360kcal)、Aminozauls3個(600kcal)、パラチノースボトル、Boostshoot+レッドブル+水のボトル(終盤の平坦部分で飲む用)
カフェイン断ちは火曜日から。カフェインいれた後半はすっごい集中していたので、やっぱり効果大きい気がする。

前日土曜の朝に去年と同じく田中と一緒に千歳から車で移動。道中、彼とレース展開の話し合い。受付、脚慣らしのサイクリングをして、お別れ。チームに合流。
夕食は18時。ベーコンと玉ねぎとアスパラのパスタ+ミートソースのスパゲッティ+鳥肉とクリームのスパゲッティで計600g。チーム員と一緒だと前日の食事も楽しい!17時には携帯の電源を切って、睡眠に向けて準備。20時にベッドに入るとそのまま睡眠。7時間、バッチリ寝れた。このルーティン、レース前は徹底しよう。


レース展開


序盤:スタート~パノラマライン


去年はローリングスタートでめちゃくちゃ怖い思いをし、今年は年代が35-39に上がって後ろになったので更に上がるのが大変に。
ただここでガツガツ上がるよりは、無理せずリラックスして行く。チームメイトのキクさん見つけ後ろについて一緒にゆっくり上がる。

アクチュアルスタート後もしばらくカオス。
チームメイトのまこっちさんが突っ込まれてるのが見える。
調子の上がってるまこっちさんがこんなところでDNFは悲し過ぎると思ったが、その後復帰して一安心。

カオスな集団を交わしながら、ゆっくり前に前に上げていき、パノラマラインの前にはようやく落ち着く。この辺で色々と話しかけて情報収集。この時、Trycle.ingの佐藤選手に野生の逃げを見せてくれ、と煽ったのが盛大にフラグになるとは。

パノラマラインには後方で入る。去年はトップクライマーの田中、遼君が上げて入りが早かったが今年は2人とも仕掛けないと言っていたので、上がらないと思っていたが予想通り。
が周りがハアハア言ってるので、後方はやっぱりダメだと少しづつ番手を上げて中盤には高岡さん、田中の先頭辺りまで上がる。
田中「サイクリングやんけ」と談笑していたが、後で振り返ると4.4倍くらい。レースが楽しくて、高揚感からよく分からなくなってるのか。
逃げが出来たりしていたが基本スルー。ただし下りが長いので前目でクリア。
そのままダウンヒルに入り、下りきって最初の補給所へ。

中盤:補給処~平坦~新見の登り入口


補給所で去年と同じくリラックスタイム。ここでチームメイトは高岡さん、木村くんのほかに日暮さん、OHチャン発見。日暮さん、OHチャンが前に出ているので、ここはのんびりさせてもらおうと後ろでリラックスしていたが、あとにして思えば完全に失敗だった。
補給所から暫くして、なぜかCOMカーが前に入る。よく聞こえないがニュートラルらしい。橋の上で大規模落車があり、倒れている人が。後から知ったが、チームメイトの福田さんだったようだ。入院してしまったが、無事で本当に良かった。

その混乱のあと、ざわざわしているが、後ろにいたので状況把握できず。大規模落車で混乱したかな~とか思ってた。
海岸線を折り返して、去年高岡さんと木村君、平口選手が仕掛けた2分坂へ。今年も高岡さんや遼君が行くので、強度が上がる。が今年はみんなわかっているので、逃がさないだろうと読んで、自分はシッティングでゆっくり前につく。案の定、縦伸びしたが逃げにはならず。
このまま新見まで特に展開ないかな?と思っていたが、どうも集団が落ち着かない。ん~?と思い先頭まで上がっていくと、チャリダーの選手が先頭に。で、「自分、前にチームメイトいるんで、すみません!」という。
完全にバカだった。どこかで逃げていたのだ。「小出くん?」と聞くとそうだという。そういや煽った佐藤選手も見ない。後から知ったが落車の地点のあとに、飛び出したようだ。モトからも2分と告げられて、ヤバい!と思い、高岡さん、木村くんに情報シェアしてローテに加わる。新見で詰まるだろうが、去年の石井選手を思えば、早めに捕まえたいがあまり詰まらず、新見の入り口へ。

終盤:新見の登り~最後


そのまま新見の登りに入る。3段坂と呼ばれるここは、1段目が斜度がきつく、2段目で緩んで3段目でまたキュッと上がる。去年は1段目で遅れたが正直今年は集団から遅れるイメージはなかった。登坂力は過去最高に仕上げたし、温存していたので、脚は十分あった。
問題はどう抜けるか。田中が入り口から一気に上げると言っていた。登坂力はこの大会で間違いなくトップの彼、こちらとしてはそこには着かず、追走数人で登り切りたい。
入り口から石井選手が上げて入り、田中がそのあとで一気に行く。城所選手がそれに続いていた(最初、中村選手だと思ってた・・・)が、間空いて遼くんがブリッジするのも見える。田中と遼くんは師弟関係なので、合流したら2人で先頭を追うだろう。こちらはというと、入り口で木村くん、高岡さん、自分は固まっていたが、高岡さんが前から遅れてしまう。この後の展開的に高岡さんなら独走で追いつける可能性もあるため、ここは木村くんと一緒に登りきる。
小集団で1段目を通過。目論見通り少人数(7人くらい?)で登り切り、よしよしと思っていたが、補給所までで緩めすぎたため2段目で追いつかれる。ここがまた反省ポイント。20人くらいの集団になってしまった。
この時点で周りがまた見えていなかったのが、ここで年代別争いが起きていたらしく、全然回らない・・・。先頭を捕まえたい若い世代や総合狙いの人と、この集団で勝負する年代別の人では考えが違うのだ。
石井選手と回れ~!!と発破かけるも、グダグダ。新見の登りが終わって、田中と遼くんが前に合流したのが見えた。目算30秒くらい。
そんな中で前見えてるよ~、追いつけるよーとか後ろで聞こえるから平口選手もキレてるし。そんなこんなしていたら、残り4km地点で脚が攣り始める。情けない・・・。
ちょっとづつ集団から遅れ始めて、完全にドロップ。追走集団をひき倒した平口選手と一緒に最後の坂に入って握手しながらゴールした。
終わった後に、最後の集団でAGE35-39は2~4位だったとわかり、残れなかった悔しさを感じるも結局、周りも見えていない、余裕のなかった自分のすべては実力不足ということ。

チームメイトの木村君には最後まで一緒できず、申し訳ない限り。中盤から逃げていた佐藤選手、小出選手はホント凄い。一緒に来た同世代の田中も年代別優勝だし、練習仲間の遼くんも一番厳しい年代で3位と素晴らしい。

今年もニセコクラシックは楽しすぎた+反省が多かったので、来年も絶対参加する!そしてラインレース楽しすぎるので、今年はツールドおきなわ210km、参戦したいなと欲が出てきた。

あとがき


レース後は色々な片付けや打ち上げ。楽しい遠征だった。
月曜の早朝に、チームメイトとまったりコーヒーを嗜み、お別れ。
田中と二人でニセコを後にして新千歳空港でモーニングしながら、お互い仕事モード。実にサラリーマンレーサーらしいムーブ。

富士、ニセコクラシックと大きいレースが続いたので、ちょっと休みを入れよう。
次は高岡さんがイエロージャージで出走するであろう、石川ロードに出る。絶対レース中の一緒に走ってる画角の写真撮ってもらうんだ!(ミーハー)

大会運営の方や自衛隊の方々におかれましては、今年も大変お世話になりました。来年もぜひお願いいたします。
チームメイトやご家族の皆さん、今回も大変お世話になりました!楽しすぎる遠征で、また色々なレース計画が練れてワクワクが止まりません。
機材や補給の準備でお世話にばった、RX Bikeさん、昔馴染みの中塚さんにも感謝しかありません。ノントラブルにレースを終えられる、どんなに幸せなことか。
今回は一人送り出してくれた妻にも感謝。
会社も最近はレース活動を応援してくれていて、ありがたい限り。結果と業務で返せるよう、精進します。
一緒に走ってくださった皆様にも感謝です。またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。それでは。

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