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愛する人へ、僕からのご報告。

皆さん、こんにちは!
てぃてぃ〜です!(@takuyat03)

僕には大好きなサッカー選手がいます。
その名は、「松田直樹」。
元日本代表DFで愛称は”マツ”。どんな時も勝利を目指し、熱く激しいプレーで観客を魅了してくれました。

若手、ベテラン分け隔てなく接し、誰からも愛された今もなお日本No.1DFであるマツは2011年8月4日、突然練習中に急性心筋梗塞で倒れ帰らぬ人となってしまいました。

僕は、めちゃくちゃ負けず嫌いです。もろマツの影響を受けた人です。どんな時でも勝利を目指しプレーする。そんなプレースタイルに僕はいつの間にか目を奪われていました。

さらにマツは人間的にも素晴らしい人です。当時Jリーグでは「ベテラン切り」が流行っていました。ベテランには、高額な年俸やプレー時間の制限(本人の体調や身体次第ではありますが・・・)などクラブにとってプラスには働かない要素がベテランにはあります。

プレー時間が短い選手に高額な年俸を払う必要があるのか?

当時のJリーグ界は一斉にベテラン切りを始め、若手選手の育成に力を入れ始めました。

しかし、その状況に黙っていられなかったマツは自らの声で「ベテランを大事にしろ!」と言っていたのは何を隠そう彼でした!

ベテランは若手選手にはない「経験」があります。その経験を若手選手が吸収し、自分のプレーに活かしていく。そうすることによって選手の成長がグンと上がります。

いるだけで価値があるベテラン勢。しかし、現実は甘くはありませんでした。

マツと同世代の選手がプレーしたくてもプレーできない環境に陥り、現役引退を余儀なくされた選手が大勢います。その中でも率先して声を挙げ続け、「プロサッカー選手」であり続けることにマツはこだわり続けました。

2010年に横浜Fマリノスから解雇され、翌年JFL(当時)の松本山雅FCに移籍したマツ。JFLからJ1を本気で目指すマツに再び注目が集まっていました。しかし、神様は非情でした。志半ばで起きた悲劇。僕は大好きなサッカー選手を失いました。

それからというものの、受け入れられない現実に僕はサッカーを嫌いになりかけました。だけど「サッカーを愛したマツに対して失礼だ!」と思ってから、今まで以上にサッカーを深く知り、サッカーがより大好きになりました。

僕が初めて生でマツを見たのは、2004年に開催された天皇杯で僕の地元のチームであるモンテディオ山形と横浜Fマリノスが対戦した試合でした。テレビでは何回も見ていたものの、生でマツを見るとあまりの威圧感にビックリしたのを今でも覚えています。

そこから僕はマツしか見ていませんでした。応援しているチームはモンテディオ山形ですが、応援している選手は「松田直樹」。親にも友達にも松田!松田!とひたすら言いまくり。

スパイクもシンガードも身に付けるものもマツと同じ全部adidas。ここまでゾッコンになるとは思っても見ませんでした(笑)心から愛しているサッカー選手なんです。

そして迎えたマツの8回忌。僕は毎年8月4日にマツへ報告を欠かさず行っています。「今年はこういう1年でした」、「僕はこれを頑張りました」、「僕に新たな夢ができました」。

サッカー選手としても好きですが、何より人間的に尊敬しています。僕も熱いメンタルが持ち味です。スーパー負けず嫌いです。思っていることはすぐに口に出します。

影響されまくりですが、マツのおかげで今の自分があると思っています。マツは、友達でもありません。直接会って話したこともありません。でもなぜか大好きなんですよね。

これが愛される人の特徴なんだと思います。スポーツは美しく素晴らしい。その中でもサッカーは飛び切り美しい。マツに見せられサッカーが大好きになった僕。

今もサッカーライターとしてサッカーの面白さを伝えているよ。

影響されたのはサッカー選手だけじゃないんだからね。そこだけは覚えといてね、マツ。僕もまた来年にいい報告ができるように、今できることを精一杯やっていきます。

サッカーは最高です!!

てぃてぃ〜

横浜Fマリノス様、写真をお借りしてすいませんでした。どうしてもマツについて書きたくてお借りしてしまいました。


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