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先行者が有利とは限らない!!

これはORIZINALSの続きです。                     前回の記事はこちら(part2)

平凡な毎日を送っていると何か新しいことを始めたくなりますね。

私は平凡な毎日に、何か刺激が欲しくて新しいことを色々始めましたが、思うようにいきませんでした。

同じような悩みを持っている方や、これから何か新しいことを始めたい人にORIGI NALからアドバイスです。

結論

物事を成功に導くにはタイミングが重要!

成熟されたアイデアは放置から育つ

皆さんは何か良いアイデアを思いついたとき、それをすぐに実行するでしょうか?

本書では本当に良いアイデアは放置すること(期間を設けること)により、さらにより良いアイデアに育つといいます。

本書で韓国の家具屋の例がありますが、そこでも従業員を対象に調査を行ったところ、いつも課題やアイデアなどを「先延ばし」にする人ほど、より多くの時間を思考に当てられる結果、上司から創造性が高いと評価されていました。

課題を先延ばしにするということは、ある一つのアイデアを決めてしまうのではなく、あれこれ考える時間を取っているということです。

しかし、例外もあります!

古代エジプトでは、「先延ばし」を意味する2つの言葉があります。

一つは「怠惰」、もう一つは「好機を待つ」ことです。

つまり課題を解決しようとしない人にとっての「先延ばし」は、ただの時間の無駄に終わります。一方で課題解決に情熱的な人にとっては「先延ばし」にすることにより創造性の向上のきっかけになることがわかりました。

さらに、戦略的に先延ばしをする人は、さまざまな可能性を試し、改良することによって少しずつ完成度を高めていくことがわかりました。

新規参入でわかった、その後の生存率

起業を成功導くのに必要な要因はなんでしょうか?

あげればキリがないですが、よくいわれる人、物、お金などありますが、本書ではこれらよりも重要な要因があると言っています。それは、、、

タイミングです。

何度もいいますが、起業後の成功と失敗はタイミングが非常に重要です。

しかし多くの起業家は他社よりも素早く新製品や、新サービスをリリースすることに全力投球する。

そこでマーケティングの研究者ピーター・ゴールダーとジェラルド・テリスは「先発企業」「後発企業」の状況を比較しました。

その結果、先発企業の失敗率は47%に対し、後発企業はわずか8%でした。

この結果からわかることは、先発企業の方が利点よりも不利な面が大きいことがわかりました。

これには様々な理由があります。

後発企業は先発企業の動向を確認しながら、経営判断できるため失敗の確率を減らすことができ、先発企業の新製品や新サービスから学べることが多く追随も比較的コストをかけずに容易に行えます。

よく思われがちなのが、後発企業は「人まね」と揶揄される事がありますが、これは大きな間違えで考え方によっては、好機(チャンス)が巡ってくるのを待っていると言い換えれます。

誤解されている人へ

最初に行動を起こすことが、絶対によくないといっているわけではありません。誰もが他社の行動を待っていたら、新しいものは生まれませんし、誰かがパイオニアにならなければならないことも事実です。

しかし、ほとんどの場合、最初に行動を起こしたからといって成功の確率が高くなるという証明はされていません。

何かを始める時はご参考に!

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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