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ドイツ生活で感じた幸せ

幸せってなんでしょうねーー?

みんな幸せになりたいというか幸せに生きたいと思っているのに、幸せになれる人ってなんで少ないんでしょうか?

幸せに関する本がめちゃくちゃ出版されていてめっちゃ売れていてなんだかなーと。

幸せに関する本が売れるってことは、皮肉にもそれだけ幸せじゃないって人が多いってことだと思ったり。

そんな自分もそういう本はたくさん読むので、おもしろい!と思う反面、読むたびに迷走してあーーーと思ってます。

答えなんて自分しか持っていなくて、自分の内側に眠っていることはわかっているんですが、なかなかほじり出すのが難しくて、本が簡単に答えらしきものを教えてくれると勘違いして読んでしまうんですよね。

これだけ社会が発展して、本もたくさん出ているように、もう人間が幸せに生きるために必要なことの答えって出ているんじゃないかなと思ったりも。


ドイツでの話をします。

自分は大学を辞めてサッカー留学という形で1年8ヶ月くらいドイツに住んでいました。

住んでいたところはドイツの超田舎。

買い物に行くには自転車で山を一つ越えて行ったり、家には電波が届いていないので電話をするときは少し山に登らないといけなかったり、夜は街灯なんてないのでiPhoneの電気を懐中電灯にしたり、牛や馬や羊が放牧されているような草原が広がっているところに住んでいました。

ただ、日本で生活していた頃よりも圧倒的に幸せでした。

なんで幸せだったのか、何が日本の生活と違うのか、日本に帰ってきた今もずっと考えています。

でもこれといったものはぜんぜん見つからず、、、、

そんな昨日、それらしき答えを見つけました。

「嫌なことをやらないで生きるのが幸せ」

もしかしてこれかも!って思いました。

ドイツの生活を振り返ると、たしかに嫌なことって一つもなかったなーと。

すべてに満足していたってことじゃなくて、嫌になるほどの不満なことが一つもなかったんだと思います。

だから日本にはぜんぜん帰りたいと思わなかったんです。

ドイツでの暮らしは日本よりも圧倒的に不便だったんだけど、不便なことって意外とそこまで嫌だと感じないし、家にいる時間も超長かったけどぜんぜん嫌じゃなかった。

ご飯も日本ほど美味しいものは食べれなかったけど、4時間かけて小麦粉で皮からこねて作った20個の餃子は、オリーブオイルで焼いてしまったけど美味しかった。

実際は美味しくないんだろうけど、めっちゃ美味しかった。

ドイツ人はみんなめっちゃ楽しそうにサッカーするし、いつもなんか幸せそうだし。

自分は好きなサッカーをしに行ったので、好きなことで生きている感覚を幸せだと思っていたのですが、どうやら違ったみたいで、嫌なことがなくてストレスフリーだっただけみたいですね!

朝目を覚ますだけでめちゃくちゃ幸せを感じてて、ベランダで伸びをして太陽の光を目一杯浴びてさらに幸せを感じて。自分でご飯を作って「いただきます」にありがたみを感じて。ルームメイトと共有する時間に尊さを感じて。最後にこんな環境で生活できていることに幸せを感じて、たくさんの人に感謝の気持ちが湧いてくる。

そんな最強の循環にいました。

自分の幸せには大した結果も必要なくて、そんなにお金だって必要ない。

なのになんなんだろうな〜、結果は出したいし、お金は欲しいし、何者かになりたいし。

SNSの悪影響なのかな〜〜。

そうなった先に本当の幸せはきっとないし、結局幸せになるのにそんなにたくさんのことなんて必要ないって思うんだろうけど、そう思ってしまう。

やっかいだなーー。素直に幸せになればいいのに。てかもう十分幸せなはずなのに、、、


と、まあいつもの不毛な心の声を正直に書いてみました。

今週の土曜日にお友達の「幸せについて考える講座」を受けるので、またいろいろ学べればな〜と思っています!

ではまた!!


いつも読んでくれてありがとうございます!
がんばります!!

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