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貧乏ミュージシャンが26歳で起業して人生大激変。「世界中をカメラ1個で旅しながら経営する経営者」”小椋翔”さん

貧乏ミュージシャンが26歳で起業して人生大激変。株式会社の代表取締役社長、写真館のオーナーから飲食店、フィットネスクラブの創業から現在はカメラマン養成所も経営。「世界中をカメラ1個で旅しながら経営する経営者」として活躍中の小椋さんにお話を伺いました。

小椋さんのプロフィール
出身地: 大阪府 八尾市
活動地域: 大阪府
経歴: 元ミュージシャン(全国デビューし、カラオケも配信されている)
現在は株式会社コトノ葉 代表取締役社長。その他、写真館やフィットネスクラブなどのオーナーを経て、現在はカメラマン養成所の代表として「世界中をカメラ1個で旅しながら経営する経営者」として活躍中。SNS:https://www.facebook.com/sho.ogura

◆今の仕事をされたのはどんなことがきっかけでしたか?
 またどんな心の在り方や認識の変化が今の活躍に繋がっていますか?

「人が造れるなら自分でも造れる。だったら何でもやっちゃえ!」ーーー
「家族や友人、資産は増やせるけど時間だけは増やせない」ーーー

この2つのイメージが大きな影響力となり
現在の「世界中をカメラ1個で旅しながら経営する経営者」という形になりました。

ミュージシャンからTV番組制作までーーー

「人が造れるものなら自分でも造れる。だったら何でもやっちゃえ!」というのが僕の中でいつもある言葉でした。

20才でミュージシャンとしてメジャーデビューし全国ツアーやカラオケ配信もされるようになったのですが、更なる自立が必要になり、TV番組を作ってみたい!と思い立ちました。
いつものやっちゃえ精神で、何のノウハウも伝手もなんとか番組制作についてポイントを教わり、自分でスタッフからスポンサーまでかき集め、なんとTVでその番組が放送して貰えるようにまでなったんです。
しかし途中でスポンサーに逃げられてしまい番組を断念せざるをえなくなってしまいました。

裁判所から何千万という請求がーーー

そこから実家の大阪に戻ったんですが、社会人経験を一切したことが無かったので問屋業を営んでいた兄に、「仕事を教えてくれ」と頼みました。
そうすると兄が「中国貿易」を覚えてくれたら、200社以上ある取引先を紹介できるからやってみたらと言われました。
その帰り道に本を2冊買って学び、2週間後には中国へ飛び貿易業を始めました。いつものやっちゃえ精神で。
そして、色々な方に助けられ1年後には億のお金を動かせるくらいまで出来るようになりました。

しかしある日、裁判所より大量の不良品による請求と代表である小椋への判断ミスのによる責任として合わせて何千万円という請求が届いてしまったんです。
弁護士を通して1年間戦い、何とか300万円の支払いで収めることが出来ましたがこの出来事を通して、人生はお金だけじゃないってことに気づいたんです。
そこから、もっと「やりたい事」「熱意が注げる物」をやりたいとなと思いはじめました。

問屋業から写真館のオーナーへ ーーー

当時、子供を一眼レフで撮っていたんですが。それが楽しくて、カメラで仕事が出来たら最高だろうなと思ったんです。
そこで、当時はオート撮影しかできなかったのに写真館をオープンちゃったんです。そしたら地域の方など色々な協力もあって写真だけでも生活も出来るようになっていきました。

そうなると今度は、自分が太ってきてたことをキッカケに稼いだ2000万円を全てを元手にフィットネスクラブを作ったり、飲食店までも始めてみました。

そこから30名をほどの従業員も出来て順調でしたが、どんだけ頑張っても、儲かってるような儲かってないような。何かずっとモヤモヤがあったんですね。

そこで色んな成功している方などに話を聞きに行ったときに、ある人に言われたのが人生にもう一つ転機となるきっかけのイメージでした。

言われたのは・・・
「小椋さんね。家族も友達も増やすことはできる。自分の資産も増やすことが出来る。でもね時間だけは絶対増やせないんだよ。時間だけは有限だよ。」と。

それを聞いた僕は今までモヤモヤした気持ちが吹き飛ぶほどの気付きでした。
そこで決断したんです。
僕の人生で一番貴重なものは「時間」なんだということを。

だからまずは色々なもの切っていきました。
当時、一番時間を取られていたのがフィットネス業です。

そこで「フィットネス」も「飲食店」も「写真館」も、店長達に事業を譲り全部独立させて自分から手放したんです。

そしてこれからは、自分が培ったノウハウを人に提供しよう!
ということでカメラマン養成所を立ち上げることになったんです。
そして、世界中カメラ1個で旅しながら経営する経営者という形になりました。

◆その出来事から、どんな気づきがありましたか?

人生は「手段」に依存するのではなく「目的」にフォーカスーーー

時間を重要視することにより改めて気付いたのが

有限な時間の使い方。

その有限な時間の中で
豊かで幸せになる判断をするために、何を基準に意識のフォーカスをするのかと整理したとき、自分は今まで「手段」にフォーカスしていることに気付いたんです。

本来は「目的」を達成するための「手段」だったはずが、いつの間にかカメラマンや、オーナーをやること自体にフォーカスが行ってしまい、何が大事なのかを忘れ、「手段」だけをこなす日々になっていることに気付いたんです。

◆その気づきから、どんな夢を描くようになりましたか?

自分の目的(夢、使命)は「世界をより豊かにすること」ですーーー

目的にフォーカスを当てることが大事だと気付いた僕は
改めて自分の人生の目的、使命を決めました。

それが自分の生きる目的(夢、使命)は
「世界をより豊かにすること」です。

自分の子供や家族だけでなく、周りの多くの人たちに幸せになって欲しい。
その為には豊かになる必要がある。
そう思ったんですね。
そしてその豊かさは自分一人だけでなく全ての人に当てはまることでもあると。
だったら自分が生きる目的はもう世界をより豊かにすること以外に考えられなくなったんです。

◆その夢を達成させるために、どのような計画を立てていますか?

その為にまずは、豊かさについて勉強し実践してるんですね。

豊かさには4つに分類できると整理しています。
①精神が落ち着いているか 
②知性が磨かれているか 
③健康的であるかどうか 
④周りに貢献しながら①②③を手に入れることができるか

周りに貢献してこそ初めて、自分の豊かさにも繋がっていくので
今後は貢献活動をもっと広げていくことが、自分も世界もより豊かにすることに繋がるということで、そんな豊かな人生を送れる生徒を来年は2000人作ろうと計画を立てています。

◆その計画を達成するために、日々の行動はどのようにされていますか?

はい、今は全ての判断基準を自分の生きる目的(夢、使命)である
「世界をより豊かにすること」
これに集中し、選択、決断を繰り返しています。

これは今までの習慣を超えていく挑戦なので
言葉では簡単ですが、実際にやるのは意外に難しいものです。
しかし慣れてくると、今では楽しみながら使命を実践できるようになりました。
そして更に一緒に実践が出来る受講生がどんどん生まれ始めてもいます。

◆これからはAIが活躍する時代と言われていますが、AIが活躍する時代に必要とされるニーズは何だと思いますか?

使命を確立した人生、ライフスタイルがこれからのニーズーー

自分が生きる意味自体を明確にし、何のために働くのか、どんな使命を持って生きているのか。
その意味、目的を確立しているライフスタイル。
そのライフスタイルそのものがこれからのニーズになるのでないかと思います。

これからの時代。AIでは補えないのは自分自身です。
だから自分自身が商品であり、その自分自身がどうやって生きていくのか
その生き方、ライフスタイルを確立できるかどうかがカギになってくるからです。

◆今後どんな美しい時代を作っていきたいですか?

やりたい事をやれる人生は誰でもできる!!ーーー

時間が有限だということを実感してもらうために
生徒にする例え話があります
それが「もし余命3か月」と言われたらどうする?という質問です。

それだけ差し迫って来たときにこそ、本当に自分がやってみたかったことが
見えてきますし、自分の生きる意味、目的も考えやすくなります。

アメリカ人はアメリカ人で良かったと思っている人が約90%なのに対し、日本では約50%だそうです。
更に日本は経済では豊かなはずなのに自殺率は世界でもワースト6位で先進国でも最悪レベルだそうです。
だからこそ、これからの時代は「自分の人生が最高だ!」と一人ひとりが言い切れるそんなライフスタイルで溢れる美しい時代を作っていきたいですね。

本当は使命という基準から出てくる「やりたい事」であれば
自分もワクワクするし、やればやるほど周りも必ず豊かになる道が見えてきます。

だから小さな使命でもいいのでまずは生きる意味、目的を明確にもって
チャレンジする生き方を心がけてみてほしいです。
そうすれば、やりたい事を何でもやれる豊かな人生になります!!

話を聞いて頂きありがとうございました。


【編集後記】

今回記者を担当した小池と所です。
一言で言うと、小椋さんの人柄がとても素晴らしく感動させて頂きました。ここには書ききれない様々な経験やそこからくる人生哲学にもとても感動しとても学びになりました。今後のご活躍も楽しみにしています。

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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/takuya_koike/n/n3a58fbdbe97a

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