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muracoのコアバリュー。(これから決めますが)

みなさんこんにちは、muracoの村上です。
5回目の記事ですが、今までは割と過去の話をしてきました。4回目の記事の最後にブランドアイコンである黒のテントについて書きますと言いましたが、やめました。

そしてかなり大きなタイトルにしてしまいましたが、今回はコアバリューについて考えてみます。そうです、まだmuracoとしてのコアバリューがなんなのかは分かっていないのですが、考えを巡らせる上でも書いていこうと思います。近いうちに、muracoに関わるスタッフ全員と、またブランドマーケティング領域でお仕事を共にしている方々とも、ディスカッションしたいと思っています。できればユーザー様とも機会があれば。

沖野さんとの再会

さて、なぜ突然この話になったのかと言うと、実は先日お会いした沖野さんという、トランスコスモス時代の上司に2週間に2回もお会いして、近況報告やビジネスの話など多くの時間をいただきました。本当は、製造業の僕に聞きたい事があるという事で、声をかけていただいたのですが、僕の方が学ばせていただきました。元部下で本当に良かったと感じます。元ボストンコンサルティングの沖野さんにタダで、しかもご馳走になって、色々教えてもらえました笑。

その沖野さんが、タメになるからとYoutubeの Steve Jobsの動画URLを教えてくれました。早速帰りの車で見ました(聞きました)。

何十回も。今ではBGMです。

おそらく有名なプレゼンテーションだし、今更かよ村上!と言われてしまうかもしれませんが、BGMにしているのは僕だけだと思うので許してください。

気付かされた間違い。

最近の僕が陥っていた間違いが一つあります。沖野さんとJobsに気付かされました。

近頃のmuracoは取引先様も増え、欠品が続き、立ち上げ当時と比べれば売上も伸びています(満足はしてません全く)。

その勢いを加速させる為に、自社設備を活用したOEM事業、地元狭山市との連携でのビジネス、アウトドアとの親和性の高い業界へのmuracoの横展開などを計画しています。

その辺りの話をしていた時に、沖野さんに言われました。まだ飛び越えてはいけないフェーズがあるぞと。次々と仕掛ける前に、muracoの色々を一旦削ぎ落としソリッドにして、コアバリューを理解しなければ、muracoの今後の成長に本当に必要なものが、なんなのかを判断できなくなるぞというメッセージでした。逆にそこがしっかりすれば何をやってもブレない判断ができるぞと。

ちょうど狭山市の、とある場所を活用したビジネス展開の計画に参画していて、その中でmuracoブランドとしてどのように関わるべきか悩んでいたこともあり、その一言が非常に刺さりました。


今の僕はmuracoを売上を作る道具としてみていた部分があるなと気づきました。もちろん、それだけではない思いももちろんありますし、根本的には間違えてはいませんが、最近数字を作る為にどうするかばかり考えていたような気がします。

muracoのプロデュース

muracoは僕にとって、従業員にとって、またユーザー様にとってもどのような存在で、どのようなご期待をいただき存在しているのかをあきらかにする必要があります。

前に音楽プロデューサーの小林武史氏が、テレビのインタビューで「プロデューサーとはどんな仕事なんですか?」と聞かれ「どの音をどういう風に使うかを決める仕事です。ドラムのスネアの音一つだけでも、どうしてそこにその音で使うのかの意味を考えます。その曲がどんな曲なのかを理解して、その為の音を選びます。」というような話しをしていたのを思い出しました。

muracoとしてのコアバリューを見つけなければ、ただただアウトドア用品をモノトーンにして売るブランドになってしまいます。

商品の色や形、雰囲気、商品ラインナップ、売り方売られ方、ユーザーコミュニケーション、事業展開、スタッフ、ブランドストーリー、社風、匂い、音楽などの全てのディテールに対して判断基準を明確にする為に、考えていきます。


考える前に今日もBGMを聴いています。
是非皆さんもSteve Jobsの歌をお聞きください。

Best marketing strategy ever : Steve Jobs presents "think different"

ちなみに明日明後日(11月21日、22日)はmuracoのイベント、"RIVERSIDE FESTIVAL 2020|AUTUMN"です。是非お越しください!

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