アイドルグループKis-My-Ft2のメンバーが演じるカッコイイ男を一般女性100名が評価する「キスマイBUSAIKU!?ランキング」というTV番組の企画。その2019年5月までの全放送回分のデータからカッコイイ男を目指すシリーズです。
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イケメンフィルターはどれくらい存在する？

冗談っぽく言われる時もあるけど、世の中はイケメンに有利にできている気がする。
一説によると、イケメンの方が生涯収入が高かったり、モデルと一般の人間が就活の面接に行くとモデルの方が採用率が高かったりするらしい。

<参考：ネットでよく見る画像>

就職とか仕事とかでもこれだけイケメンフィルターがかかっているのだから、
恋愛の場面ともなるとさらにイケメンフィルターの影響は強くなっていると思う。

藤ヶ谷くんフィルターとの闘い

今回集計したキスマイBUSAIKU!?ランキングでも似たような状況が発生している。
それが「藤ヶ谷くんフィルター」だ。

番組内でもKingと呼ばれている藤ヶ谷くんは本当に強い。
平均順位 1.8位、集計対象の256回中74回も1位を獲得しているという圧倒的な強さである。まさにKing。

しかし、キスマイBUSAIKU!?を見たことがある視聴者はぶっちゃけ一度は思ったことがあるだろう。

あれ？5位の宮田くんも藤ヶ谷くんと同じことやってたよね？

このランキング、藤ヶ谷くんがカッコイイっていうイメージに引きずられてない？

もちろんイメージ含めての藤ヶ谷くんなので、順位自体に異論はない。
でも、もしメンバーのイメージが順位に大きく影響してるとしたらこの分析が全く成立しない事になる。

僕は、「普通の男が」イケてる男になるための分析がしたいのだ。

そこで「誰がやったか」のフィルターを極力除くため、「何をしたか」「どう感じたか」に加えて「誰がやったか」のフラグを追加して分析処理を行った。
これで藤ヶ谷くんフィルターはもちろん、他のメンバーのフィルターも加味した上で女心への影響を確認することができる。
(「何をしたか」「どう感じたか」の中身の詳細は付録を参照)

分析の結果、、

生まれたカッコイイ確率についての式がこちらである。

藤ヶ谷くんフィルターはやはり大きかった

「誰がやったか」を見ると、何もしなくても藤ヶ谷くんと二階堂くんの間で20%ほどの格差が発生していることが分かる。
これが藤ヶ谷くんフィルター、またの名をイケメンフィルターである。つまり、実社会に置き換えるとイケメンとブサイクの間には20%の格差があるとも言い換えられる。
(ただ、ここでいう「ブサイク」は二階堂くんのことなので、現実のイケメンフィルターはもっと格差がある可能性すらある。)

沈黙がマイナス？？

藤ヶ谷くんフィルター以外の部分も見てみると、「何をしたか」の部分で沈黙だけが唯一マイナスになっている点が気になる。

これは一見おかしな結果にも思える。
例えば、下のようなシーンもマイナスに働く、という結論になるからだ。

しかし、もう少し深掘ってみると、、
沈黙は、藤ヶ谷くん・北山くん・玉森くんというイケメンフィルターがかかりやすい上位陣でほとんどが占められていることが分かった。

つまり、「沈黙ドキドキ」と言葉では言っていても、実は沈黙ではなくイケメンがカッコいいだけなのだ！
(マイナスになっているのは、たとえイケメンであっても、沈黙自体はマイナスに働くということを表している。)

恐ろしい。

藤ヶ谷くんのマネをして女の子の前でカッコつけて沈黙してしまい、
「このブサイク何黙ってんだよ。なんか喋れや。」
と思われてしまう所だった。

ただでさえ20%のハンデを背負わされてるのに。。。危ない所だった。。

まとめ

なんだかネガティブな学びになってしまったが、
実際はイケメンの二階堂くんが番組内ではブサイク扱いされるフィルターがあるように、
僕が藤ヶ谷くん並みのイケメン扱いされるフィルターもきっとどこかに存在するはずだ。

これから続いていくキスマイ統計シリーズでイケメンフィルターに近づくための方法を探っていこう。
カッコイイ男への道のりはまだまだ長い。

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