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慢性腰痛は「脳」で治す

日本には「慢性化した腰痛」で悩んでいる人が物凄くたくさんおられます。その比率はなんと10人に1人とも言われています。医学技術の発展により、リハビリや外科的な手術法は日進月歩で進んでいます。なのになぜ腰痛は治らないのでしょうか?

その一つとして「進歩した医療技術を用いても腰痛の原因の大半は実は原因がわからない」というものがあります。

病院に行って色々な検査をした時に例えば椎間板や骨などに何らかの異常が見つかった場合は外科的な治療など選択肢が出てきますが、8〜90%の腰痛にはそうした視覚的な原因の追求ができない、いわゆる「原因不明」のものであるという統計があります。これではいくら技術が進歩しても治しようがない、ということになりますよね。

実は腰痛のうち、起きてから一ヶ月以内の「急性腰痛」は治療を行うことで比較的治る可能性が高くなります。しかしながら慢性化した腰痛というのは例えば元々は外的な圧力などを受けて発症した怪我などはすでに治っているのにも関わらず痛みが消えない、というものであり、こうなると途端に整形的な外科治療の成果は上がらなくなります。

ただ、こうした慢性化した腰痛を改善させる為に必要なのは実は外科的な治療や対症療法だけではなく(そもそも外科的な治療法が無いと言われるケースが圧倒的に多いと思います)、メンタル、脳との関連性を持って治療に臨む、というものです。

これが重要なのに西洋的な治療には欠損しています。

そこで!今回のテーマは「慢性腰痛と脳の関係性」にフォーカスし、治らないとされた慢性腰痛の改善に一つの希望を与える内容として書きました。

慢性腰痛でもう治らない、と言われた方や急性腰痛から慢性腰痛に移行しつつ有ることに不安や恐怖を感じておられる方はぜひお読みいただきたいと思います。きっと希望に繋がると考えています。

それでは早速お話を始めていきたいと思います!

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