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「無駄なまじめさ」が貴方を蝕む最大の原因

ご存知のかたも多いと思いますが僕の相談はメンタル、心の御相談が圧倒的に多いんです。これを書いている今日もあるお若い女性からの相談を頂戴しました。その時に強く感じ、お話させてもらったことが「まじめ過ぎですね」という言葉。

完璧でないといけないと思ってしまう

自分の悪いところを人に見せられない

他人と会った終えた後で後悔などに苛まれる

常に緊張感が取れない

・・こんなお気持ちを抱えている人が本当に多いと感じます。

こうした相談を例えば病院にしたとしますとかなりの確率で「向精神薬」なるものが処方されます。でもこれってどうなんでしょうか?

性格的な部分に対して「疲れちゃうだろう?じゃあこれでリラックスしなさい」ということなのでしょうか?まさに一時しのぎですよね。完全に。

そもそも西洋薬の中でも向精神薬は対症療法の極みとも言えるもので、化学薬品本来の働きである「つらい症状を軽減、コントロールする」という意志には思いっきり沿うものですがどう考えても長期服用していいものではありません。もちろん飲んで性格が治るわけもないですよね。

ですが日本ではこうした薬は「常飲しなくては意味がない」とまで言われます。はっきり言いますね、前述したようなお悩みを持つ人にこうした薬を長期に渡って飲ませる意味は精神健康上完全なるマイナスであると僕は思います。

心の病はそこに脳の機能不全等がある場合を除けばあくまでも「生き方」「思考」によって正さなくてはいけない要素の塊です。「それができないから薬を飲むんじゃないか」という人はそもそもそれを正す努力を放棄しているに過ぎません。

僕はこうしたお悩みには人生相談に加えて漢方薬を用います。なぜか?漢方もあくまでも体と心を正すまでのものです。それを飲めば性格や生き方が変わるというものでは当然ありません。でも弱っている人に対しての支えは必要であり、それは向精神薬では無いと考えています。また、人生相談というその方の「背景」を知ることこそが改善に向かうために必要な情報と考えています。

習慣性、依存性のない体と心を支える漢方薬は心のお悩みの時こそ使うべきものです。ではどうすれば改善することができるのか?

今回のテーマは貴方を最も蝕む「無駄なまじめさ」というものについてその付き合い方と生き方、思考法について書きました。「まじめ」を美徳とする日本人ならではの病気を作り出す悪循環を断ち切り貴方の人生を変えるための文章になっていると思います。どうぞご一読下さい。

それでは早速お話を始めたいと思います!

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