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「消えたい」「死んでしまいたい」を心理的に対策

重たいテーマですが僕の相談中にこうした言葉をお話される方は少なくありません。しかしこれは漢方薬の服用や、心理的な対策を行うことで大幅に改善することが可能なのでお悩みを持つ方の参考になれば、と思い筆をとりました。感情的なものではなく、あくまでも心理的な面からこのお悩みや訴えを分析しています。

本来、人はできるだけ長く行きたいと願い、死を恐れ、できるだけ遠ざけようとします。「死」には多くの場合で苦し、痛み、未知の恐怖を伴います。それゆえ人々は太古から不死不死を求め、寿命を延ばす医薬品や医療技術は日進月歩で発達してきたわけです。

しかしそんな中において死を願う、ということはどういうことなのでしょうか。そこにはある心理的なメカニズムが存在しています。キーポイントになるのは「自動思考」という言葉です。

今回はこうした「死を望む」メカニズムとその対策について記事を書いてあります。もちろんすべてのケースでお役に立てるわけではないと思いますが、そういう思考に陥ったことがある人、今現在そういった思考のある方のお役に少しでも立てれば幸いです。それではまず人が「死にたい」と考えるメカニズムについてお話したいと思います。

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