あたらしいあいのかたち

昨年はじめから悩まされ続けた体調不良は、結局年間を通じて尾を引いた。今も完全に本調子とは言えない。

それはもしかしたら「産みの苦しみの老いバージョン」みたいなものかもしれない。

目指すべきことであり、ここまでなんとか乗り越えて来られた原動力でもあった「個人と個人の関係であり続けること」が、意思だけでは不可能な場合もあるということ。

もっと若い頃に向き合うべきだったのにそうしなかった何か、目をそらせていた何かに直面したというか。

実家のそばのモスバーガーで、今年の方針について話す。山積みになっている課題と問題はひとつも解決はしていないけど、少しだけ希望の持てる方向性を示唆しつつ、話は終わる。

出口がないように思える問題にとっては、それだけでも大きな成果だ。

ふたりでぶらぶらとTSUTAYAに寄ったりしながら帰る。

基盤になるのは、関係性の健康と精神の健康と身体の健康。
そして、淡々と楽しくしたたかに実務的な態度。

そして、あたらしいあいのかたち。


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