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私が初の『ドラゴンクエスト』に失敗した理由

どうも! 流-ながる-です。
超有名なRPGゲーム『ドラゴンクエスト』。
ゲームをやったことなくてもそのタイトルを知っている方は多くいらっしゃるかと思います。自分も学生時代、ゲーム好きのお友達が発売日を待ち望んでいたり、休み時間にドラクエ好き同士がゲームの話をして、はしゃいでいるのを見たりしていました。
「楽しそうだなぁ いつかやってみたいなぁ」

Nintendo Switch様、あなたにお世話になっております

山登りのてっぺんのように見えていた

まだ子どもだった頃、『ドラゴンクエスト』はプレイステーションを買わないと出来ないという思い込みがあった自分は、ドラクエへの憧れを募らせながらも手を出すには至りませんでした。
まあ、ニンテンドーDSでも出ていたんですけど、どうにもゲームをよく知っている人がやる!ってイメージが頭の中でコッテコテにへばりついていたので、「うっ!眩し!」とドラクエがものすごーーく、それこそ名山のてっぺんみたいな高みっぽく見えていたんです。

あこがれの"ドラクエ"への扉が開く

そうして近頃、過去に別機種で発売されたゲーム含めニンテンドーeショップには溢れるほどタイトルが並ぶようになりました。
そこで『ドラゴンクエスト』シリーズを見つけた時、「ドラクエできる!」とついに"憧れ"の『ドラゴンクエスト』を買うきっかけを掴むことが出来たのです。
ちょうど『テレビゲーム総選挙』を視聴したところだったので、ランキング上位だったという単純な理由で『ドラゴンクエストⅢ』をニンテンドーeショップで、ついでに中古店で見つけた『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』にも手を伸ばしました。

『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』をド初心者が選び失敗した話

「さあやるぞ!」と久しぶりのお気に入りのピンクカラーの3DSLLを起動し、あの『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』をやるぞと、興奮を何とか抑え、息を潜めてオープニングを見ました。ドラクエとはこれ!という序曲が流れた瞬間「本当に始まるんだ!」と童心に帰って心の中で「うおおおおお!」と叫んで、冒険をスタートしました。

モ、モンスター……知らねえ……

既プレイの方はご存じだと思いますが、このドラクエ5は本来はフィールドの敵として登場するモンスターを仲間にできるぞ!ってのが目玉。それが面白いぞ!という話を聞いていたので楽しみにしていました。
しかし、ドラクエ初心者の自分は、モンスターを仲間にできるというメッセージが出ても「おおう? どちら様で?」という反応しか返せませんでした。

だって、スライムしか知らなかったんだよ!!!

おそらく他のドラクエをやってきたのならば、愛着あるモンスターがいたりして、これまで戦ってきた記憶から「コイツこういう呪文使えるし、強いし、仲間にできるのすげぇ!」あるいは「コイツ仲間にしたい!」とはしゃげたのでしょう。
ほら、あるじゃない、少年漫画でめちゃつよな敵が、後ほど強力な仲間に変わっていくあれ、王道展開じゃないですか。
残念ながらその感動は味わうことが出来ませんでした。これからドラクエしようかなと思っていらっしゃる方、ドラクエ5はモンスターを認知できてからのほうが良いかもしれません。

有名な花嫁選びについての感想をまとめた記事はこちら
※既にプレイされた方向けです

転職システムが面白い!で冒険始めて大失敗した『ドラゴンクエストⅢ』

ゲームはなんといってもシステム、仕組みを理解する作業が楽しいと思っています。特にRPGはどうやって主人公を強くできるのかということがわかると時間を忘れて熱中できるというもの。ドラクエ3の転職システムが面白いらしいぞ、というのをどこからともなく知って「やってみよ」となりました。

仲間を名簿に登録? なんじゃそりゃ!?

王様に仲間を酒場で探すとよいぞ、などと言われてそのまま酒場に向かいました。そこで仲間を3人加えて旅立ちました、2階へ昇ることをせずに……。そう、RPGの基本、探索を怠りました。
仲間をメイキングできると気づいたのは、おそらく2/3くらい進んだところでした。

「うっそ!? マジ? しまったぁ、自分で名前つけた仲間を連れていけるの?」

確かに途中で変だなと思う点はあった、あったけれども、まだ慣れないドラクエだもの、強引に進めたっていいじゃないといろいろと何か変だなと思いつつ進めていた違和感がこれだった。これはいろいろと楽しめる要素をスルーしているのではないか、強引な進め方しちゃったし、と反省して、もう一度最初からやりました。

肝心な転職システムは試行錯誤が面白い

ドラクエはキャラクター(仲間)には役割が割り当てられているというのを知ったのはドラクエ3です。勇者、戦士、魔法使い、僧侶など職業(役割)があって、戦士ならパワフルな物理攻撃が主流で、僧侶なら仲間を癒す回復、みたいな感じ。それを掴むのにはものすごくわかりやすかったです。
転職はこの役割を変更して、また新しいスキルが得られるというもので、前職で身につけたスキルも残る。まさしく転職だ。
転職するには戦闘で経験値をためてキャラクターのレベルを20まで上げないとできないという条件があり、20になったら転職してみようと繰り返した結果、高レベルにならないと覚えられない呪文が中々習得できないという軽いやらかしをしましたが、それ自体は楽しかったです。
なんとなく知っていた、呪文”イオナズン”を習得した時は、なにやら達成感がありました。(自分で勝手にまわり道しただけ)
「これが、噂のイオナズンか」

結論:ドラクエ初心者は『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』がおすすめ

「結局、ドラクエ初心者におすすめなのは何なの?」ってなった方、
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』だ、と一応結論づけておきます。

慣れてない方にとっての欠点をひとつだけ挙げるならそれは、”とてもシナリオが長い”ことですね。(実は一度やって長すぎて投げたタイトルでもある)
さらに”S”がついたこの作品はキャラクターボイス付きなので、それを全部丁寧に聞いていると、とても時間がかかります。初心者の自分が最後のエンディングまでいくにはおよそ150時間くらいかかりました。とはいえ下手でも時間さえ掛かればクリアできるのはすごく大事。
また、ボイス付きの長所は仲間と共にいる臨場感もありますが、ゲームをやっている本人だけではなく、そばで見ている人も楽しめます。
文字送りを自分のテンポでやると、ゲームをやっている本人しかシナリオ楽しめないんですよね。ボイスつけると、友達や家族とシナリオを楽しむってこともできますよ。

システム理解についても、かなりユーザーフレンドリーです。呪文の名前だけでは、「何これ? 攻撃すんの? 回復? 補助?」とチンプンカンプンだった自分にはキチンと説明が確認できる部分がめちゃくちゃありがたかったです。自然と覚えられるので、過去作品をやるときにも役立つので入口としてはかなり良いのでは? と思っています。

ゲームノート作ってみたら楽しくなった

おすすめのやり方としては、ゲームノートをつくることです。
社会人だとゲームの時間ってあんまりとれない。学生さんも試験や勉強などでゲームできない期間ありますよね。
次はこの場所いってこのアイテムを買おうとか考えてセーブして終わってから、数日経っちゃうと忘れちゃった、何するんだっけとなります。
そこで、ゲーム終わりに今日何したか、これから自分がやろうとしたことを書き留めておく。これすると、しばらくゲームできなくても安心です。もしくは、ゲーム世界で仲間や町の人に聞いた話や、「なーんか気になるんだけどな、ここ」って場所があった時、メモしとく。後からメモしといて良かったということわりとあるんですよ、これが。ドラクエ11Sで実践したら楽しめました。

初心者の『ドラゴンクエスト』失敗談、いかがでしたか?

まとめると、

  • ドラクエ5は、モンスターを知ってからやればよい

  • 進めにくいと感じたら思い切ってやり直し

  • 初心者はドラクエ11Sがおすすめ

  • 人によってはゲームノート使う

失敗しても楽しめればよい、それがゲームだってな感じで、また失敗を楽しもうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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