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4.5.2020 - Shout in the Rainbow at Zepp Namba

ッスゥーーーー......。

余韻の呼吸、壱ノ型。

バーチャルライバーのライブ、というよりアマチュアの歌にほとんど関心がなかった自分が、今回、遠い昔に退会したニコニコ動画に再び登録し、さらにネットチケットを買ってまでライブを観るに至った記録――。

を詳しく書こうとしたら、延々と長くなりそうだったので、この記事では省略。

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事前に、イベントの物販がオンラインで販売されているということでチェック。

いうて微妙なデザインしかないやろ、と思いつつ物販ページに飛んだら、予期せぬ久米田康治先生デザインフィーチャー......!

そもそも本ライブに興味を持つきっかけになったのが、久米田先生によるキービジュアル。

しかし、そのデザインが物販にも使われるとは......。

あ...ありのまま、今起こった事を話すぜ!

「おれはいうて物販とか買わんやろと思っていたら、パンフもアクキーもポスターも買っていた」

な...何を言っているのかわからねーと思うが以下略

ライブよりも先に、物販もとい久米田先生グッズの購入により充足感。

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オンタイムでオープニングから鑑賞開始。

手持ち無沙汰で黙々と観ていたが、える(とドーラ雪城真尋)の同時視聴枠の存在を知り、早速2窓。

俄然ライブ感が高まる。家だけど。

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最初に引きつけられたパフォーマンスは、鈴鹿詩子森中花咲による「スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック」のカバー。

超が付くほどアッパーな曲で、畳み掛けるボーカルに衝撃を受ける。

二人の歌声を聴くのは初めてだったが、それぞれの声質が映えていて聴き入った。

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続けて、モイラによる「星より先に見つけてあげる」のカバー。視聴済みのアニメ「ワンパンマン」のエンディングに使われていた事で知っていたので、テンションが上がる。

えるの同時視聴枠でも一層の盛り上がり。涙ぐんでいるのが伝わって来る。

というのも、モイラはこのライブで初の3D化。自分はモイラの配信は追っていないので、当然3D化の有無も知らず。

出番終わり、そのままMCへ。

にじさんじ一期生であるモイラの3D化、そしてパフォーマンスに、同時視聴枠のえる含む同期生たちが感極まっている様子を見て、こちらも心打たれた。

ライブは無料パートだけを観るつもりだったが、ここで若干心が揺らいだ。

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先の「スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック」でも歌っていた鈴鹿詩子がソロで「don't you want me」をカバー。原曲は知らなかった。

鈴鹿詩子のボーカルは妖艶で、倖田來未を彷彿とさせる。倖田來未そんなに知らないんですけど。これにも、思わず聴き入った。かっこよかった。うーん。

もはや、鈴鹿詩子のボーカルでがっつり音源化して欲しいまであるなぁ......。

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静凛による「会いたい」のカバー。ボカロ曲に関しては完全に門外漢なので初めて聴いたけど、静凛のボーカルが素晴らしいの一言。

静凛ついては、Minecraft内で某にじさんじライバーの書いた夢小説を朗読する場面でその声に驚嘆した以外は、ゲーム配信を黙々と続けているという印象だったが、歌が予想以上に良かった。声優が歌うイメージソングを聴いている感覚。

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無料公開分ラストは樋口楓の「MARBLE」。

焦茶先生によるデザインを元にした新規3Dモデルで登場。

これに同時視聴枠がブチ上がり。その熱狂っぷりに、こちらも胸が熱くなる。

「MARBLE」はSpotifyで聴いていたので、そのライブパフォーマンスを早速観られたのも良かった。

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ここで無料公開分は終了。

しばし、逡巡。

かなり悩む。

同時視聴枠を切らずに流していると...いや、リアクションいいなおい。

どうする、おれ。

どうする......。

よし、観よう。

すぐさまニコニコ動画の会員登録を済ませ、いざネトチケを購入せん。

エラー。

エラーに次ぐエラー。

みんな考えることは同じ...か......!

心が折れたので、しばし雑用をこなす。

......ハッ!待て待てライブライブ......。

意図せず若干時間を置いたことで、どうにかネトチケを購入できた。

というわけで、戦線復帰。

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茶番が繰り広げられていたこともあってか、森中花咲による「諦めモード」までには合流できた。

ここまでのライブは、後ほどタイムシフトで見た。けど、この「諦めモード」が良かったので、感想もここから。

御伽原江良とのユニットpetit fleursのアルバムに収録されるオリジナル曲。

これがかなり好みの曲で、またそのサウンドに森中花咲のスタイルが合うわ合うわ。

アルバム買うかは分からんけど、ストリーミングがなかったらiTunesで単曲買いするな...というカタめの意志。それくらい良かった。

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月ノ美兎 aka 委員長による「Moon!!」でも、新規3Dでのライブが実現。

同時視聴枠も、しんみりモードから一転してエキサイト。

この曲は、先日上の動画が公開された時に知ったけど、歌詞がうまいし曲もしっかりと凝ってるし、委員長のボーカルも想像以上の仕上がりで、トータルで感心しかしなかった。

そして、ライブでのパフォーマンスはもはや感動。ブレスから、必死に歌っていることが感じられるのが良い。

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そして「Virtual to LIVE」。これ、そういう曲の名前だったんだ。イベント名なだけじゃなく。

このライブで初めて聴いたけど、普通に良い曲だった。

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とまぁこんな感じでなんだかんだライブを楽しんだ結果、現実に戻れなくなり、チャンネル登録に500円くらい払ってまで楽屋インタビューを聞くまでいった。登録解除は忘れずにな...自分。

ライブが良かったのはそうなんだけど、なによりえるによる同時視聴枠がなければ、ネトチケを買って有料分まで追うことはしていなかったと断言できる。

リアルタイムで感想をツイートしていたほかのバーチャルライバーも、ライブハウスのあのヴァイブスを演出するのに一役も二役も買っていた。

外出の自粛が求められ、普段足を運んでいたライブハウスは営業されず、イベントも片っ端から延期、中止になっている中で、このライブを観られたことでただ感動しただけじゃなく、同時にストレスも解消された。意外と。家なのに。

ほかにも色々と得るものがあったけれど、その辺はまた追々書こ。

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