サブスク解禁されたので聴いた感想。

ボーカルはライバーなので、言ったら歌で食ってるわけじゃない素人なんだけど、各々の活動の文脈を織り込んだ歌詞に、それぞれの特徴的な声質と良質なトラックが組み合わさると、「にじさんじ所属のライバーのファン」なら楽しめる、っていう。

1. 3倍! Sun Shine! カーニバル!

サンバの要素を盛り込んだ、堅実にキャッチーな曲。陽気な曲調で、一曲目にふさわしいといったところ。

作、編曲者は『ダンベル何キロ持てる？』の OPとEDのコンポーザーだった。

2. Not For You

葛葉の声質が特徴的で良い。ヴァース、コーラス、ラストのコーラス前の高い音と、色々な表情が出ている。

作詞・作、編曲者はゆよゆっぺ。調べたら、BABYMETALにも関わっている人だった。ヴァースの葛葉パートに顕著な、オケのヘヴィな要素に大いに納得がいった。

BABYMETALまともに聴かないけど、同じくゆよゆっぺによる作、編曲の曲を聴いてみたらガッチガチで、イントロだけで胃もたれした。

3. 1+1でQ.E.D.!!

ブリッジの「うんたん うたたん」が可愛い。

4. 青春モード! もう一回!!

初期(しか知らんけど)大塚愛感がある曲。

ポストコーラスのドラムビートが好みで、このアルバムで上位に好きな曲。

本間ひまわりの配信時そのままなボーカルが、キャラソンっぽさを強調していて良い。

5. サンデーサンデー・フルーツフール

このアルバムで一番好きかも知れない曲。

というのも、アルバムを通して聴いた後、頭の中でイントロのメロディーが流れて「これなんだったっけ」となった曲がこれだったから。無意識に印象に残ったってことは、自分のツボなんだろうな。

『デレステ』の曲っぽいな〜と思って、若干の確信を持ちつつ作、編曲者を調べてみたら、もう安定に『デレステ』に曲提供している人だった。

6. Playtime Magic

緑仙のボーカルに惹きつけられる曲。これもアルバムで上位に好き。

ボーカルと相性のいいトラックが素晴らしいな。ってことで作、編曲者(作詞もしてた)を調べたけど特に知ってる作品がなかった。

リミックスも多く手がけていたので、Youtubeで「Avec Avec Remix」で検索してザッと聴いてみた中だとこれが良かった。

7. Radical Rabid Riot

『シナスタジア』聴いた後だと、ジョー・力一ってちょい高めの歌の方が実力というか、魅力が出るな。

8. 圧 倒 的 存 在 感

奇曲。まぁ電波ソング。

これはレイヴ、EDMの知識がある人に「ここはこういう要素が〜」と解説してほしい。

あまり知識無いなりに、ダブステップの要素は分かった。あと多分ハードダンスかな、と片っ端からYoutubeで聴いてみて思った。奥深ぇ〜。

9. 煽動海獣ダイパンダ

イントロのメロディーが印象的な曲。これはなんか知ってる曲ありそうだなと、コンポーザーの作品を調べたけど意外と知らないものばかりだった。

10. Only

オケのライザーサウンドというのか、ピッチエフェクトがクセになる曲。

11. Aimless Story

某RPGのメインテーマを彷彿とさせるイントロが印象的。そして単純に声が良い。プレコーラスのダブリングが好き。

12. アンチグラビティ・ガール

『Shout in the Rainbow! 追加難波』で観て、ライブならではのイントロとアウトロかと思っていたら、音源からライブを意識したようなものになっていたという。

にじさんじ歌リレーでも印象に残ったライバーがいたし、またこういったアルバムが出て、オリジナル曲が聴けたら良いなと思う。もっと軽率にリリースしてもろて。