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ガルパンを観た。

先週金曜仕事終わりからの予定が終わって、日を跨ぐ前に帰宅。

にわかにSNSがガルパンの話題で活気づき始めていたので、アマプラにもいい加減きてないかな~とまったく期待せず検索したら来てた......!!

というわけで早速観はじめるも、コードギアスコラボが始まったグラブルに気を取られて2話ぐらいから早くも集中力が切れたので、翌日に持ち越し。

というわけで土曜に消化。

色々重厚な展開やらキャラの掘り下げがあると思いきや、1クールだけでかなりあっさりしていた。ので、そこは拍子抜け。もっと西住家の話とかもっと掘り下げると思ってたから。

しかし、それはこの作品に求めるところではないな...と逡巡の末に結論づけた。特に最終話、姉妹対決の後の、あのあまりにもあっさりとした幕引き...しかし思うにあれは「あっさり」ではなく「さっぱり」。これ。

ここで、西住家の確執みたいな部分の掘り下げが必要最低限だったのも効いてきた。この後腐れのNASA...このためか......!

各キャラクターとそれを取り巻く人たちのドラマがあって、それを乗り越えたり、あるいは拗らせてしまったり...かならずしも全員が全員幸せになる必要はなく、そのシリアスさに感じるリアリティ...

っていうのが自分の好みで、ガルパンやと西住家の設定的にそういう展開もありそうだなーと想像してたんだけど、もう全然そんなん全部ブッ飛ばして超絶シンプルなPower is チカラみたいな。

・世界観にリアリティを求めず、何事も深く考えない。

場外乱闘のごとく、一般人もいる市街地に移動。戦闘...ではなく試合で破壊される町並み。え、人は...?と思いきや、移動中の通りには人がいたのに、住宅街の人はいつの間に移動(避難)しているのか別会場より中継を見ている。もうツッコミどころ満載なんだけど、大丈夫。なんかそういうテクノロジーがある。きっと。この世界のどこかに。そもそもそんなんやってるのがバカデカい船の上って。

・試合にリアリティを求めず、何事も深く考えない。

半端ない威力の砲弾。建物も吹っ飛ぶ。半端ない機銃。間違いなく人に当たれば蜂の巣。半端なく転がる戦車。むろんエアバッグなどない。なんなら車体が燃え上がっちゃう。

でも誰も死なない。血も出ない。体が多少煤けるだけ。身を乗り出す人に「危ない」といったり、撃破された戦車の乗員を気遣ったり...ケガという概念はあるのだろうが......。ええい、無駄ァ!思考は無駄ァ!

誰が彼女たちが傷つく姿を見たいというのだろうか。自分は見たい。が、そこは伝家の宝刀二次創作。公式は徹底して平和でええんや。

・音響や戦車のリアリティに惑わされず、何事も深く考えない。

そもそも音も戦車もガチな感じだから、戦争モノの映画などで慣れ親しんだ「死」や「戦争」とガルパンを無意識に結びつけてしまう。これがいけない。

確かに音も戦車も迫力ある。でも戦車めっちゃ速く動くもん...そんなんできひんやん普通、そんなんできる?

そんな感じで、リアリティを求める自分の気持ちと折り合いをつけるのが大事だなと思った。

TV版の後に、アンツィオ戦、劇場版、最終章1話も観たけど、劇場版は特に良かったな~。よくまとまってるし、胸熱展開だし、TV版では描かれなかった各キャラの別の面を展開に絡めてちゃんと描いてるし。

しほさんとかいわゆる薄い本もそこそこ出てる割にTV版は印象薄くて「え~」だったけど劇場版観て深く頷いた。ありがとう、劇場版。また観ます。

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