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#25 アールが期待する2022年のストリートファイター界と元プロプレイヤーのストリーマーについて

あけましておめでとうございます!今年もゲーマーの流儀をよろしくお願いします!
新年1回目はアールが期待する今年のストリートファイター界について!またプロプレイヤーとストリーマーの違いを解説。
リスナーさんからのお便りもアールが真面目に本音でお答えしています。

https://open.spotify.com/episode/6YhjPksceBDRGsjnYMNj98

番組は各種ポッドキャストから配信していますので、ぜひお聴き下さい!
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【今回取り上げたゲームニュース】
PC未所持でもeスポーツ世界一に 優勝賞金1億5000万円、最初の使い道は「パソコン」

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また、プロプレイヤーからゲーム業界を支える裏方まで、毎回業界への影響力が強い人物をピックアップしてご紹介します。
(「ゲーマーの流儀」内でアールがお話ししている内容です)

(プロゲーマーとストリーマーのこの違いって具体的にありますか?)

 今ってプロゲーマーも多いしストリーマーも多い時代で、これ難しいのが、プロゲーマーなのにストリーマーもやってる人もいるし、ストリーマーだけど人気が出てプロゲーマーになる人とかもいる、すごくなんかその灰色のところにいる感じに見えると思うんですよ。

 どこで線引きしてるの?ってなった時に明確な言葉がありますね。"プロゲーマーは競技者・ストリーマーは競技者ではない"。つまりプロゲーマーの人達って配信したりとかイベントに出たりMCをしたり。いろんな活動してる人いるんですけど、最終的にはプロゲーマーを相手に、勝つためにゲームやってる人なんですよ。つまり勝利が義務付けられた人がプロゲーマー。だから負けるとすごく言われたりする。「プロなのに勝ってないじゃん」とか。「弱いじゃん」とか言われるのが、プロゲーマの定め。でもストリーマーは競技者じゃないので、勝たなくても許されるんですよ。なのでストリーマーさん達が出る大会とかもあるんですけど、そこでストリーマーが求められてるのは、もちろん買ったらファンは喜ぶんですけど、勝たなくても盛り上げたらいい。なかなか分かりにくいんですけど、割とそこの競技者かどうかっていう部分で差が出てる。言動とか行動に違いが出ますね。面白いのが、プロゲーマーだった人がストリーマーになるっていうパターンがここ数年多いんですよね。競技者としてバッチバチにやってた人だからもちろん技術力とか高いわけですよ。その人が勝つことにこだわらないで例えばみんなを楽しませる、プレイとかに特化した活動になると、すごく人間としてのに人気が出たりっていうパターンが多くて、プロゲーマーのセカンドキャリアとして今一番現実的なところはストリーマーなんじゃないの?っていう意見も結構あるぐらい。

 自分の周りだと格闘ゲーマーで言うと「ハイタニ(灰谷達也)」って男がいましてこれは前にの紹介した忍ismのももち選手がいるSHINOBISMのプロゲーマーだったんですよ。プロゲーマーとして入ったんですけど、途中で「ストリーマーに転向します」というのを宣言してストリーマーになった。灰谷達也がストリーマーになったことで競技者だった相手が競技をしなくなった。「言動とか行動が面白かったじゃんだから人気ってなくなるんじゃないの?」って思われたんですけど、この灰谷達也は逆でした。人間が面白いから競技者じゃなくなっても普通に雑談してるだけで超人気がある、毎日のように配信してるんだけど、昔のゲームやったりとか雑談したりとか、いろんなことで手を替え品を替えやるんですけど毎日千人ぐらい見てて、ずっとストリーマーとしてちゃんとプロ意識を持ってやってる。やっぱり元々プロゲーマーだからプロゲーマーの視点でものを語れたりもできるんですよね。今やってないけど、自分行った時はこうだったよーとか、もしくはこう鋭い視点で物事を見たりできるっていう。ただ今は、自分は競技シーンにはいないからってっていうのをちゃんと線引きして喋る。だから見ててもなんか人間面白いとプロゲーマーじゃなくてもやってけるんだなっていうような印象を感じてる人。

(やっぱりプロを辞めてストリーマーになるって言うのは結構リスキーな事なんですか?)

 辞め方にもよるんですけど、灰谷達也の場合は結婚してお子さんが生まれて子育てをしながらプロ活動するのが限界があるっていう判断をして、まだまだ戦えたんですけどストリーマーとしてバランスを取るにはストリーマーがいいからやりますっていう転向の仕方をしたんですよ。やっぱりそのスタンスを変えた時はいろんな意見があった。「まだやれよ」とか「逃げるのか」とかやっぱ言われる。ちゃんと理由を明言しても、分けても言われたりするからだけど、活動行動で示した初めからすごいたくさんの人が見てたってわけじゃなくて、毎日毎日、コツコツコツコツと同じ時間にしっかりとやる、見てくれる人を楽しませるっていう行動を続けた結果、ちゃんと人がついた未来があったんで。

 プロゲーマーって勝てば官軍じゃないですけど勝つことで絶対一定の評価を受けられるじゃないですか。でもストリーマーとかキャスターもそうですけど勝ち負けがないんで相対的な評価”あの人いいよね、なんかいい”でしか評価されないんですよ。アナウンサーさんも多分そうだと思うんですけど、それ印象論で語られるっていうところで、どれだけその自分の印象を良くできるかとか。どれだけ自分が関わってるものに貢献するかで、多分自分の実績だとか自分の実力っていうもの示していかなきゃいけない。ストリーマーも一緒ですよね。ただ数値化できるのがストリーマーのいいところかな。今何人ぐらい見てるって言うのが数字で出るから、あの人が配信したらどれぐらい人集められるとかっていうのは一つの戦闘力になるかもしれない。

(強みになってるって事ですよね)

そんな感じで、まぁセカンドキャリアって言うけどあるだけいいけど全然楽じゃないのがストリーマーです。

(ゲーマーの流儀#25より)

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ゲームに特化しまくった「ゲーマーの流儀」。
番組ではゲームについて聞きたいこと、疑問&質問、何でもお待ちしております。

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MC :アール @papatiwawa
アシスタント:中村優花 @new_kind_flower


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