見出し画像

Xデザイン学校(UX)ビギナーコース #02

質的調査ビジネスインタビュー

Xデザイン学校2回目の授業。ビジネスモデル・キャンバスについてのヒアリング。ヒアリング自体は先生が行い、我々はグループに分かれそれを書き起こしていくという形。書き起こすタイミングでは対象企業の社員の方がそれぞれのテーブルに同席してくださった。

調査対象企業について

調査対象企業様は『株式会社JVCケンウッド』のパブリックサービスを担当しておられる部門。そもそも事業の全体構成としては、オートモーティブサービスと呼ばれるカーナビやカーオーディオ等の車関連のものを取り扱う部門、パブリックサービスの無線システム・業務用システム・ヘルスケア等の事業、メディアサービスのエンタメやメディア等を扱う事業があるとのこと。

パブリックサービスの主な収入源としては、ビッグサイト等の大きな箱モノを建設する際に、中の音響などの設備を提供しているようだった。だが時代の流れとともに2020年の東京オリンピック近辺を堺に大型の建築物の建設も落ち着くと予測されており、中長期で目線でのビジネスモデルの変換が課題のように見えた。

リソース・アセット

企業全体で見ても精密機器を作り出す能力に優れており、そのための人員や工場などの設備が多く存在することが想像できた。一方コンテンツやメディア事業を展開してはいるものの、そのレベルが高いかは疑問を感じるとともにソフトウェア開発等のIT事業への投資はあまり行っていないことが垣間見える。

次回からはこれらの情報を元に、JVCケンウッドの新しいビジネスモデルを検討していくことになる。

“問を立てる”

前半の概論の中で「正しい問いを立てること」という話があった。これは課題設定能力にあたると考えているが、そもそも在るべき姿と、現状の姿とのTO-BE・AS-ISからそれらは浮かび上がってくると考える。正しく現状分析する力、またあるべき姿を描く力が課題設定能力には不可欠だが、あるべき姿というのは時代の流れやテクノロジーによって日々変化し続ける。自分の置かれる環境や頭の中を常にアップデートし続けることこそが問題解決の本質になってくると感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?