私とネオロマンスと

私は元々ガチ目のネオロマンサーであった。アンジェは未プレイだが遙かは1−3、ファンディスクまで遊んだ。
4は運の悪いことに忍人が推しだったのにEDを友人から聞いてしまい途中で投げた。4で攻略したのは遠夜だけである。
コルダは1-2、ファンディスクも遊ばせてもらった。そして現在3をプレイ中である。
2010年くらいまではパシフィコ横浜で行われる数々のネオロマイベントにも行っていた。だいぶ気合の入ったネオロマオタクだったのは間違いない。

今回は私がどのようにしてネオロマンスの沼にドボンとハマったかである。

私のネオロマンスとの出会いは高校時代、友人に石田彰が出てるぞと半ば無理やり押し付けられて貸された「遙かなる時空の中で」が始まりだった。
当時はRPGばかりやっていたので、シミュレーションゲーム自体が初めてだったのだが、日本史の中でも平安時代が好きだった私がこのゲームにハマるのには時間はかからなかった。 
そして、なにより私を沼の底へドボンと落としたのが、少将:橘友雅(CV.井上和彦)であった。
声の魔法も相まってか、色気たっぷりで厭世的で、それでいてノリが軽く人を構うことが好きな31歳にまんまと引っかかったのである。
更に安倍泰明(CV.石田彰)である。感情がわからないと懊悩するこのお人形様が石田彰なのである。ハマらないわけがない。
そして藤原鷹通(CV.中原茂)である。この人は橘友雅と対の白虎の八葉である。穏やかで真面目で優しいメガネ男子である。癒やしを求めるなら藤原鷹通である。それぐらいのヒーリング効果はある。

とまあ、全員列挙していけばきりがないが、このように魅力的なイケメンがゴロゴロしているのである。しかも8人。

ハマらない理由がない。

そこから私は道を踏み外した。遙か2をやり、金色のコルダをやり、ネオロマンス・フェスタに通うようになり、遙か3をやり弁慶さんにステンと転びファンディスクを買い…ネオロマに人生を捧げていたと言っても過言ではない。

そんな私がどうしてネオロマから一度離れることになったかというと、遙か4である。
私は事前情報から葛城忍人を推していた。推しなので攻略は後回しにしていたのだ。だが、遠夜を攻略した直後友人から情報が入った。

「忍人はEDで死ぬ」

絶叫である。

推しが死ぬ。ネオロマンスで。ネオロマンスである。くどいようだがネオロマンスである。
多分後にも先にも死んじゃった人は忍人だけなんじゃなかろうか。
この事件は当時の私には受け入れがたいことで、私はそのまま4の攻略をやめてしまった。
そしてその後遙か4に手をつけることなく、それどころか結婚するときにネオロマシリーズは全て手放してしまった。
夫の前で流石にプレイすることはないと思ったのだ。当時は。
まだ私にも夫に対して乙女心が残っていたのだろう。

そして私はネオロマンスの世界から足を洗ったはずだった。

そう、はずだったのだ。

しかしこんなエントリを書いている時点で皆さんお気づきだと思うが、全然足なんて洗えてなかったのだった。

きっかけはとある漫画アプリの連載だった。ネオロマンスシリーズは漫画連載されている。
そのアプリに遙かなる時空の中で6と遙かなる時空の中で7が連載されていた。
私は当たり前のように読んだ。

そしてまた沼に落ちた。

ちなみに、まだゲームは買っていない。買おう買おうと思っていたらここまで来てしまった。
なぜかというと、4をプレイし直したいからだ。あのときやめてしまった4と向き合いたい。

だって一人しか攻略してないんだぜ…!?

さて、そんな私だが今はコルダ3をプレイ中である。
フォロワーさんに勧められ、今なら値段的にも手頃だろうと買ったが最後、本格的にコルダの世界に久しぶりにドハマりしている。
そして、コルダにハマりすぎた勢いで、結局中古のPSPと遙か4愛蔵版を買い求めた。

仕方ないよね!ネオロマンサーだもん!

多分このままコルダ3AnotherSkyも買うし、VITA買ってコルダ4と遙か3やるし初めてのアンジェであるアンミナも手を出すだろうし…もはやもう止まる気がしない。
何が怖いって遙かなる時空の中で、スマホで無印Ultimateができるようになっていることを知ってしまったことである。

多分これもやる。(イベやスチルめちゃくちゃ追加されてる)

スタオケもやってるのに私はどこまで暴走するんだ…、と自分でも心の底から思っているが、一度目は沼から出られても、二度目はない。
恐らくずっとこのままネオロマンスの世界から抜け出すことはできないだろう。


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