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心理的安全性

ここ数週間くらい、体調もメンタルも調子が良くなく、深海に潜って音が聞こえなくなったような、感覚をいろいろと失った日々を過ごしていた気がする。
耳鼻科でもらった薬と漢方のおかげなのか、やっと、ここ数年続いていた鼻炎っぽい症状も少し落ち着いて、加えて昨日からメンタル含めて少し元気になってきて、ちょっと嬉しい。

地元で仕事をして、コロナ自粛で県外に出るのが難しくなり、ほぼ引きこもりみたいな生活をしていると、東京で働いていて、県外に出る必要もなく、都市部でしか行われていない語学試験を受けたり友達に会える環境にいる人たちが羨ましいと思うことがある。

NGOの仕事についた知人が、聖火リレーに出た知り合いをもてはやす周囲の人たちと、そんな華々しいオリンピック開催の裏で苦しむコロナ禍の日本の貧困層の人たちの姿を対比し、そんな裏表に違和感を感じ、コロナ禍で苦しんでいる人に意識を向けない人たちは、そんな経験をしていないからだ、と知人との会話の中で言われたという投稿を読む。

わたし自身も、仕事をするようになると、生活を営むことに意識が向いてしまい、ホームレス支援のことや社会問題を調べる時間がめっきり減ってしまった。優先順位を付けないと一日が早く終わってしまう。

自分の生い立ちに由来して、社会の格差を解消しようと他者のために(かつ自分の心の癒しのためでもあるのかもしれない)活躍する姿勢は素敵だなと思うと同時に、書き手の文章のなかに、小さくても、他者への批判を含んだ思いを感じ取ると、すっとその人の意見を受け入れるのが難しく感じる時もある。過去の書き手側の人との関わりでちょっとした違和感を感じたことがあると尚更、その人の言葉を素直に受け入れるのは難しく感じる。違和感を感じるのは、わたしだけでなく、お互い様でもあるのかもしれないけど。

小さなことにいちいちけちをつけずに、社会を良くしようと頑張っている姿勢を尊敬して応援したり、自分が器を広げることに意識を持てる人間になりたいと思う。

2月に受けた試験はダメだったけれど、だからこそ、また頑張ろうと思って前に進めるので、英語とフランス語、仕事、体力、精神力向上、色々頑張ろうと思います。

心理的安全性のある環境ってすごい貴重なんだなと感じる今日この頃です。自分もそんな環境を周りで作れるような人になりたいなと思います。

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