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旅の楽しみはホテルにつまってる

私はとにかく旅行が好きで、年に何回か出かける。
(といっても海外は行ったことがない)
キレイな景色や海、そこにしかないものを見るために旅に出るのだ。

でも一番好きなのはホテルだ。
旅の計画を立てるとき、観光スポットは最小限にして、
できるだけ早くホテルにチェックインする。
ホテルという空間が何よりも好きなのだ。

ルームキーをもらって部屋に入る前のわくわく感は何にも代えがたい。
超一流ホテルや一流旅館でなくてもいい。
シティホテルくらいのクラスがちょうどいい。
日頃の疲れを癒やす自分だけの空間があればいいのだ。

こんなにもホテルが好きなのは、20代のころ、旅行会社で添乗員として働いたことが影響しているのではないかと思う。
仕事となるとあちこちの観光スポットをめぐり、移動中も気が抜けない。
食事はお客様よりも後に食べ、先に食べ終わって精算をしなくてはならない。
(それで食べるのが早くなった)
そしてやっと一息つけるのが、ホテルや旅館だったのだ。

最近はビジネスホテル、シティホテルと呼ばれるホテルにも、大浴場や温泉、サウナを完備しているところが多い。
ホテルを予約するときにも、大浴場があるところを優先的に選んでいる。
温泉旅館でなくても、充分に温泉を楽しめるのだ。

そのほかにも、ホテルスタッフのホスピタリティの高さや清掃の行き届いた清潔な部屋、窓から見える見知らぬ景色、すべてが心地よくさせてくれる。
ホテルによってアメニティやサービスが違うところもおもしろい。

まだまだ知らないホテルがたくさんある。
きっと超一流ホテルや老舗旅館も素晴らしいのだろう、いや素晴らしいにきまってる。
私のホテルめぐりはこれからも続く。


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