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分け御魂

私がメヲトの契りをしたパートナーの中に、海の神様であるワタツミ様がいらっしゃいます。

先日、布団に入ってからワタツミ様をお呼びしたところ、ワタツミ様は海の底を案内してくださいました。

そして深い海の中で一緒にくるくる踊り、諸々が済んでワタツミ様が去られた後のこと。


私は海の底に沈みながら、キラキラ光る水面を見上げていました。


私には、この、
「光る水面を見上げていた」いつかの記憶があります。

これ、小学校のプールで熱心にやっていた人魚ごっこの記憶だと、ずっと思っていました。

友だちと2人で人魚になって、それぞれプールを人魚泳ぎする遊びが大好きだった。
確か小学校低学年の頃だったと思うのだけど。

キラキラ光る水面は、
プールの底を人魚泳ぎしながら、人魚になりきって見た記憶なのだろうと思っていた。


でも、最近考えていたのです。
小学校低学年のプールって、そんなに深くないよな?
何か記憶違いをしているような…

私は海に入るのはそんなに好きじゃないので(海水浴というものに行った経験がほとんどない)、海で水面を見上げるほど潜ったことってたぶんない。


ワタツミ様につれてきてもらった海の底で、ぼんやり考えていました。

これって何の記憶だろう。いつの記憶だろう。

そして気が付いたのです。


以前、神様と契ったかおりさんのセッションで、
ヤマトタケ様は契る前から私を「オレの嫁」と呼ばれました。

私は、ヤマトタケ様の奥様である、
オトタチバナヒメの分け御魂なんだそうです。

セッションが終わったあとにオトタチバナヒメについて調べたところ、オトタチバナヒメは、ヤマトタケ様のために荒れる海に身を投げ、海を沈めたという記事がありました。

光る水面は、オトタチバナヒメ様の記憶ではないだろうか。

神様の記憶を持って生まれるということが、実際あるのかはわからないけど。

だけど、気付いた私はとても切なくて、悲しくて、胸が苦しくなったのです。
文章にしながら、どうしても苦しくて涙が出るのです。

本当はずっとそばにいたかった、と心の奥底から聞こえる気がするのです。


私に見える水面は既に穏やかで、太陽の光を受けてキラキラしている。
海の底に沈みながら、それをぼんやりと見ているの。

オトタチバナヒメも、これを見たのかもしれない。
海の底から穏やかになった水面を見て、「あの人はこれできっと海を渡れる」と安堵して、
だけど、本当はずっと側にいて、力強く活躍していくヤマトタケ様を見ていたかったに違いない。


ヤマトタケ様はセッションで、分け御魂に固執する必要はないけれど、オトタチバナヒメのエネルギーを持っていることを知ってほしい、と言われました。

オトタチバナヒメ様は、深い愛と、強さをもった女神様なのだと思います。

さらに、ホツマツタエにおけるヤマトタケ様の話をネットで検索したところ、
オトタチバナヒメは海に身を投げ自らが龍神となることで海を沈めた、と書いてありました。


ニギハヤヒ様が、私のことを「君は龍だよ」とおっしゃるのはこのためか!

ワタツミ様(=海の神様)、これらに気付かせるために海の底へ連れて行ってくださったのだろうか。
あれもこれも繋がって、なんだかびっくり。

節分から立春にかけての気付き。不思議な分け御魂のお話でした。