「尻に毛が生えている自分めちゃくちゃ気持ち悪いな」と思い除毛することにした。

パンツを脱ぎ捨て毛並みを確認するとジャングルが広がっていた。

ジャングルだ！紛うことなきヤンバル(沖縄の森林地帯)だ！

「虫とか絡まったら絶対に抜け出せないんだろうな」そんなことを思っていた。

ここで一抹の不安を覚える。

これ、本当に除毛しきれるのかな、、、。

「臆してはいけないよ。」
心に住まう隊長が語りかける。

私たちジャングル探検隊は隊長の励ましにより、果敢に歩みを進めた。

除毛クリームを出すと、なんだか独特の匂いがする。危ない化合物のような、口に入ったりしたら大変だと本能でわかる臭いだった。

それをお尻周りに塗っていく。

30分ほど放置して、ぬるま湯で洗い流すと完了だ。

30分が経過して、ｴｹﾁｬﾝのお尻を拭くように丁寧に洗い流していく。

すると、その時だった

「んんんぎいいいぃぃぃ！！ｲﾀｲ！めちゃくちゃ痛いいいぃぃぃ」

ｷｬﾝﾀﾏが割れるように痛かった。

途中、除毛クリームが尻意外にも飛び火していて、ｷｬﾝﾀﾏに塗布していたようだ。尻以外に塗ったつもりはなかったのに。

めちゃくちゃ熱い。
めちゃくちゃ痛い。

すぐに氷で冷やす。

ｷｬﾝﾀﾏが赤く腫れ上がっている。

とにかく熱い。辛いものを食べた時みたいだ。
辛いというより、熱い。
痛いし辛いし熱い。

組織液がひっついて剥がす時もめちゃくちゃ痛かった！！！！
鼻の穴からスイカ出した方がマシ！出したことないから知らんけど！

次の日、かさぶたが出来ていた。
パンツにかさぶたが引っ付いて剥がすのも一苦労だった。

もう2度と除毛などしない。

本当になんでこんな思いしないといけないの笑