帳尻は合う

半袖でソトを散歩できるくらいの気候になった。外と変換したくてもソトとなってしまうのはソトという選手がいるからである(豆知識)。

ついこないだまでは寒くて、上着と言うかジャケットまで羽織っていたのにひどい変わりようである。いや、いいことなんだけれども。

冬場に活躍したジャケットたちはそろそろクリーニングに出していいころだろう。しかし、である。出した途端にきっと寒くなる。ジャケットが必要なくらいにきっとなる。

だから、ぼくはなかなかクリーニングに冬物を出すことが出来ない。毎年のことである。

毎年恒例(あくまでぼくのなかで)となっていることはほかにもある。折り畳み傘を持っていかなかった日に雨が降るといったことは日常茶飯事。常備薬をたまたま忘れた日に調子が悪くなったりもする。

水筒を忘れた日にとてつもなく喉が乾き、コンビニでお水を買ったりもしている。

ついていないのかもしれない。いや、判断を誤っているだけなのだろうか。でもきっと人生は帳尻が合うことになっているはずだ。その他の良いことがたくさんあるのは、こういったちょっとした不運があるおかげなのだろう。

今日はきっつい負け方をしたヤクルト。それでもどこかで帳尻はきっと合うはずだ。それがいつかはわからないけれどもね。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。