サンダルを履きたくなるような季節がやってきた。半袖だって解禁したいくらいの暑さである。

ついこないだまで寒いと言っていたのがウソのようだ。とはいうものの、22時を周る頃は少しだけ肌寒い。サンダル、半袖で歩いていたら文句を言ってしまいそうでもある。

そういえば、ぼくはあまり文句を言わない。それは達観しているというわけではない。言ってもしょうがないから言わないのである。

文句をいうことで自分の気持ちがスッキリすることは多くある。野球を見ているときだってもちろんある。

「あのバントは〜」
「あの投手交代は〜」
「あの守備が〜」

多くの人が口にしたことがあるのではないだろうか。もしくは文字にしてSNSなどに投稿しているのではないだろうか。

それすらもぼくはしない。けっして聖人ではないけれども、それだけは決めている。

思うことがあればしっかりと咀嚼してから噛み砕き、文句とはならない別のかたちで吐き出すのである。でも、だいたいは咀嚼すればどーでもよくなる。いい意味で。

たぶんこれからもこれはかわらない。