褒められることが好きじゃない

褒められることが好きじゃない──

褒められて伸びるタイプと言う人が多い。ぼくのまわりにも数え切れないほどいる。どちらかというと、年が下の世代が多い気がする。

別に褒められて伸びることがおかしい!とか、それは乗せられてるだけだ!と言いたいわけではない。乗せられてる側面は少なからずあるかもしれないが…

ちなみに褒められることは好きじゃないけれども、叱られるのが好きというわけではない。もしかしたら、そういう人もいるかもしれないが、ぼくは違う。

たぶん、褒めて伸ばすというのが、どうもマネジメントのテクニックに感じてしまうから好きになれないのだろう。捻くれているかもしれないが、ほんとうにそう思ってしまうのだ。普通にして欲しいと願っている、星に。

よかったことも悪かったことも褒めるとか叱るではなく、淡々と説明された方がぼくには響く。強いていうなら感謝で表して欲しい。ありがとうとか。

ちなみに叱られるのがイヤとかそういうのはない。理不尽に言われるのはもちろんアレだが、原稿の直しだったりでなにか叱られることに拒絶反応を示すことなどない。

叱られるのがイヤ、褒められたい、そういった感情を持つことはわかるし、悪いことではもちろんないだろう。何かをやる上での原動力にもなるはずだ。

でも、そういったことがなくても、対応できるのがプロだと思う。ぼくはそうありたい。過度に褒められても嬉しくない。そこはありがとうでいいんじゃないのかな。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。