気づくか否か。

本を読もう、強くそう思った。

たまたまなのか、いつもなのかはわからない。愛読している日刊スポーツの記事内で、知識がないと面白くない箇所があった。

それは巨人の星とサラダ記念日(俵万智)だ。このふたつを知らないと、見出しや記事内の表現に意味を感じることが出来ない。そんな内容だった。もちろん、知らなかったとしても意味は通じるし、文章が破綻しているわけではない。より、おもしろく記事を読むためにということだ。

今まででにもそういった記事はたくさんあった。と同時に気が付かなかった記事もたくさんあったに違いない。知らないわけだから、気づいていないことにも気が付かない。そんな悲しいことが起こっていたことは想像に難くないだろう。

それこそ、今はまっている編集手帳は引用がかなり多い。歌舞伎や落語、短歌に俳句、そして詩や小説と多岐にわたる。そういったものがわからないと、ほんとうの意味で楽しめない。

もちろん、新聞だけではなく、様々な場所で本の一場面や一文、セリフといったものが引用される。それに気が付かないほど、悲しいことはない。そういったものを逃さないためにも、読書をはじめとしたインプットは大事になってくる。

いくつになってもインプットは大事だ。まずは積まれているものから片付けよう。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。