くだらないこと

バレンタインデーまであと1週間を切った。

ここ最近の日本においてハロウィンや恵方巻きといった新しい文化ができつつある。だが、それでもやっぱりクリスマスとバレンタインは強い。いつかは廃れるだろう、と願い続けて30年ほど経っているのではないだろうか。ほんと根強い。

そんな季節行事はなぜか冬に固まっている。10月末のハロウィンは冬ではないが、クリスマス、恵方巻き、バレンタイン、ホワイトデーと12月から3月にかけてイベントが目白押しだ。

それに引き換え夏にはこういったイベントはない。夏を彩る文化として花火やお盆といったものはあるが、冬のそれとは趣が違う。

なんとなくの印象だが、夏は幻想的でなにもなくても楽しめるイベント、冬は現実的にモノが必要なイベントに分離されている。イベントそのものが定着した時期を調べたわけではないけれども、新しいイベントほどモノが動く。すなわち、なにかを消費してもらうことで売上を稼ぐことが色濃く見えている(気がする)。

通販で事足りるようになったのはここ数年の話。昔は冬になると寒くて外に出る機会も減ってしまい消費が落ち込んでしまった。そこにイベントをぶつけ、外で買い物することを促そうといたのではないだろうか。これは仮説であり、正しいかどうかわからないし調べるつもりもない。

そんなどうでもいいことを考えている時間を仕事に当てていれば、どれだけよかっただろうか。今日も平常運転である。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。