わからないこと

なんでだろう? と考えてもこたえがわからない、生きていればそんなことの連続だ。

たとえば仕事。ぼくの場合は、ライターなので原稿を書いてクライアントに提出をする。会心の出来(のはず)なのに、見渡す限り赤で埋め尽くされた無慈悲なファイルが戻ってくることがある。一方で、これはどうだろうな? と半信半疑のものが、うけたりもする。

たとえばSNS。笑いを取ろうと、興味をひこうと、楽しませようとネタを繰り出すものの撃沈。え、まじで? というくらいにスルーされることがある。夜中に泣きながら消してしまいたくなんるような投稿だ。一方で、ちょっとしたことを何の気なしにつぶやいてみたら反応が多かったりする。

そう、結果なんてやってみなければわからないのである。出てきた結果から次の対策をとることをすれば、うまくいく確率は上がるかもしれない。仕事やスポーツなんかは、成功する確率を上げていくのは大事なことだ。

はたした人生においてはどうなんだろう。もちろん、なにもかもうまくいく方がいい。でも、もしすべてが成功だったら、それが日常となってしまうわけだ。果たして楽しいのか? というと疑問が残ってしまう。

ちょっとした悔しさや疑問、理不尽なことがあるからこそ、成功したとき、うまくいったときの喜びは大きくなる。そう考えるのは、うまくいっていないから出てくる言い訳になってしまうのだろうか。

考えてもこたえはわからない。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。