沼に落ちる

今年に入ってから多くのもの(こと)にハマっている。通称沼。

お金がかかるものかといえば、決してそうではない。もちろん無料でできるものではないが、車や楽器のようにたくさんのお金を費やすようなものではない。もちろん野球ではない。すでに沼にドップリと浸かっている。

ハマっているもののひとつが編集手帳。竹内政明さんの書いたそれに惹かれ、著書を多く買い漁っている。そして積んでいない。しっかりと読み込んでいる。それが終わったら、編集手帳が文庫になっているものを全部揃えるつもりだ。

調べてみると竹内さんの時期で32冊出ている。17年間ほどの執筆分なのでその量は少なくない。シーズンが始まる前には買い集める予定だ。ヤフオクやアマゾンなどで見ると全巻セットは売ってない。ちまちまと1冊ずつ地道な作業となりそう。まさに送りバントや進塁打のような、そんな表現がしっくりとくる。

そしてもうひとつが『カップdeヤクルト』。なぜだか知らないが、売っている店とそうじゃないお店があり、行く先々のスーパーでヨーグルト売り場を凝視している。眺めているのではない。凝視しているのだ。

4月頃で販売は終わるらしいので、それまでにたくさん食べたい。そんな気持ちが棚を凝視させるのである。

こんなくだらない沼にハマっているぼくは、どうなってしまうのだろうか。先行き不安だがそれでいいのだ。ぼくはぼくなのだから。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。