ギアを入れる

冬のオリンピックが終わり、いよいよ東京オリンピックが近づいてきた。あと2年もあるのか、もう2年しかないのか、このへんの思いは人それぞれだろう。ぼくはどちらでもない。楽しみだと言えば楽しみではある。

けれども、待ち遠しいかというとそういうわけではない。至って普通の一般人的な発想だ。もちろん、その期間が近づけば人並みに盛り上がるだろうし、競技を見に行ったりもするだろう。野球は全試合見に行くだろうし、その他の競技も人気のカードは無理だとしても少しは生で見たい気持ちはある。やっぱり仕事として競技場に入るのではなく、一般のファンとしてみたいというのが本音だ。

ぼくは野球ライターをやっているけれども、試合観戦は全部自費だ。見に行って欲しいと頼まれたことなどないし、暗にそう言われていることもない。好きに行っているのである。野球ライターの方でもここまで多くの試合を観戦している人はそう多くないと思う(多分)。インタビューがメインの方は試合の前後に選手から話を聞きそのまま原稿を仕上げることもあるだろう。

※でも、アマチュアは別だ。高校野球をはじめ、地方で行われる試合は地方のライターさんは現地観戦をしているはずだ。

今の時代はプロ野球、メジャーリーグ全試合を自宅で観戦が可能。球場で見るよりも細かいデータを確認でき、元プロ野球選手の解説も聞ける。家で書いた方が効率は圧倒的にいいだろう。球場で見る野球と家で見る野球は全然別物だ。どちらがいい悪いではない。

それは、音楽のライブに近いものがある。データや動画で聞く(見る)ことができるにもかかわらず、ライブに行くのと同じ感覚だ。これで、多くの人は納得してくれるはず。

ちなみに2016年は100試合見てるけれども、2017年は80試合くらいだった。今年は何試合行くのだろうか。そろそろ、ギアをあげないといけないなぁ。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。