ひさびさのこと

ひさびさのことが起こった。

いつものように朝からお風呂に入り、さっぱりしたところで仕事に取り掛かろうと椅子に座る。その瞬間に猛烈なめまい。回転性とも浮遊性とも判断つかない、よくわからないこの感じ。

頓服薬を飲み、すぐさま横になった。めまいを感じた後、ぼくは目の焦点をなにかに合わせる。それでめまいが起こっているのかを確認するのだ。うん、めまいは起きている。

だからといってジタバタしてもしょうがない。頓服は飲んだ。あとは買う衣服を待つだけ。吐き気がないのは幸い。横になっていれば、数分から数十分で元通りになるはず。もう手慣れたものだ。

まさにそのとおりになった。30分ほど横になっていたら、知らないうちにめまいは回復しており、普通に歩けるようにもなっていた。

予定より1時間ほど遅れてしまったけれども、街へ歩いて出かけることはできそうだ。

一度、めまいを経験するとその次に同じことが起きたとき、慌てずに対処できる。これはなんにでも応用が効く。仕事でも勉強でも同じだろう。一度起きたことは頭にインプットされ、次の機会には対処できるようになっている。できない人もいるのはわかるけれどもね。

やっぱり人間ってすごいな。その学習能力の高さには驚かされる。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。