波がきた

良いことが起こったとき、続けざまに良いことが飛び込んでくる。
悪いことが起こったとき、同じように悪いことが降り注いでくる。

良いことでも悪いことでも続くことで印象が大きくなり、頭のなかに残っているだけなのかもしれない。でも、やっぱりぼくの人生においては連続性がある。

ここ数ヶ月でもそうだ。オフシーズンにもかかわらず、安定的な仕事が複数舞い込んできた。面白そうだなという方たちと会うことも出来た。そういった良いことの波が心地よく音を立てていたことは間違いない。それは砂浜でのんびりしているときに見えるゆらっとした波のようでもある。

良い波が未来永劫いつまでも続くわけではない。天候は崩れ雨が降り、高波になることだってある。運が悪いと海の藻屑になって消えてしまうことだってある。

ここ最近はとても乗りこなせなさそうな波が来ている、気がする。その波に乗るためには技術もそうだし、度胸も必要だ。もちろん乗りこなすだけでなく、傘をさしてやり過ごし、良い波がくるまでじっとしてる選択肢もある。

ぼくはどちらだろうか、と考えるまでもなかった。ヤクルトファンだけに傘を使うほうがしっくり来る。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。